気づいたら入社3カ月経ってたので振り返ってみた

気づいたら入社3カ月経ってたので振り返ってみた

クラスメソッド入社3ヶ月の振り返りとして、プロマネチームでの経験を正直に語ります。タスク洗い出しや役割分担で直面した壁、そして技術とマネジメントを両立させるPMに求められるものを紹介します。
2026.05.18

はじめに

気づいたら3カ月が経ちました・・・

2026年2月にクラスメソッドへ入社し、あっという間に3カ月が過ぎました。毎日が新しいことだらけで、「あっという間」という表現以外が見つからないです。技術力の高さ、仕事スピード、AI活用、私にとっては全てがハイレベルで、圧倒される日々・・・ただそのおかげで、毎日刺激があって楽しく仕事しています。

今回は、私が所属する「プロマネチーム」の一員として働いた3カ月を、正直に振り返ろうと思います。うまくいったことより、直面した壁と学んだことがメインです。同じような境遇の方や、クラスメソッドのPM職に興味がある方に少しでも参考になれば幸いです。


自己紹介

クラウド事業本部コンサルティング部のプロマネチームに所属しています。主に大規模なAWSマイグレーション案件を扱う専門チームで、PMとして働いています。

これまでのキャリアは、インフラ構築(オンプレが中心)→開発エンジニア(業務系、.NETが主)→テスト推進→PMOというルートです。技術もマネジメントも両方触れてきた結果、「PMとして技術寄りの仕事がしたい」という思いでクラスメソッドに飛び込みました。


3か月でやってきたこと

入社してから担当してきた仕事は、大きく3つです。

① PM業務
オンプレシステムのAWS移行案件で、インフラチームのPMを担当しています。これがメインの仕事です。詳しくは後述します。

② プリセールス同行
AWS移行を検討・悩まれているお客さんとの商談に同行する形で、プリセールス活動に関わっています。課題を把握し、寄り添いながら、どういう支援が最適かを一緒に考える仕事です。

③ 社内勉強会
社内の技術勉強会への参加、そして自分で登壇する経験もしました。知識を整理してアウトプットすることで、理解の解像度が大きく変わりました。


PMとして直面した2つの壁

壁① タスクが見えない

最初につまずいたのが「タスクの洗い出し」でした。PMO経験があるので、プロジェクト管理の基本型は分かっています。WBSを作り、依存関係を整理し、スケジュールに落とす——そのプロセスを理解していれば問題ないはず。そう思っていました。

問題はインフラ領域のプロジェクト推進経験が自分にはゼロだったことです。「要件定義で何を決めなければいけないか?」「どのような順番で進めれば良いか?」が体感として持てていない。タスクを列挙しても、抜け漏れがないか自信が持てない状態で進めるのは、正直しんどかったです。

そこで意識したのは、タスク整備を1人でやらないことでした。

「皆でやりましょう!」とは少し違います。まずは、コミュニケーションが空中戦にならないためにたたき台を作ります。これをもとに、「このタスクは不要」「このタスクが足りない」「このタスク意味あるの?」といったコメントをもらいます。チームの皆さんの力を最大限借りることが、プロジェクトを前に進めるのに最も近道だと判断し、このような進め方にしました。

「PMだからタスクくらいカチッと決めよう!」という心の声はもちろんありました。その方が、プロジェクトメンバも安心できることのほうが多いはずです。「PMの在り方」の理想は持っていいと思います。ただ、それを表現するのは、現実が伴ってからだと、不必要なプライドは捨てるよう言い聞かせました。

自分では想定できなかったようなコメントをいただいたおかげで、タスク整備がおおよそ固まってきました。技術不足は正直に認め、チームの先輩方やエンジニアの方に補ってもらいながら進める——このスタイルで、チームに感謝しながら進めていこうと思っています。

壁② PMが手を動かしすぎた

もう一つ、反省として残っている出来事があります。

あるタイミングで、タスクの実作業を自分でやり切ってしまった場面がありました。「自分が追加したタスクなので自分で対応しなければいけない」という判断でした。結果的には、チームとして生産性が落ちてしまったと感じました。

PMが実作業を抱えたことによって、本来PMがやるべきこと——全体状況の把握、先読み、調整—-後手に回ってしまいました。次の設計フェーズ以降のタスク整備と合意を、タスク着手の直前で慌てて対応することとなりました。

また、PM自らタスクを遂行することは、PM業務が後手に回るだけでなく、チームメンバーの方々に「信頼されていないのでは?」と思わせてしまう可能性があるということも気づきました。

もちろん、PMが自ら進めたほうがいいタスクはあると思いますが、その際はプロジェクトの全体最適を常に考えて判断する必要があります。PMが自分にしかできない役割に集中することで、チームとしての推進力が加速する。 3か月でいちばん身に沁みた学びの1つです。


3つの経験が、互いを強化している

PM案件・プリセールス・社内勉強会は、一見バラバラな経験に見えます。ただ振り返ると、これらは別々ではなく、一本の軸に向かって互いを強化していたと感じています。

PM案件では、お客さんが何を求めているか?を技術の文脈で理解する必要があります。プリセールスでは、AWS移行を悩んでいるお客さんの課題に寄り添い、最適な支援を考えます。社内勉強会(自己学習を含む)では、自分の頭の中にない知識をインプットし、自分の頭の中にある知識をアウトプットして整理します。

どれも「技術でお客さんの課題に向き合う」という動きが核にあります。勉強会で整理した技術知識がプリセールスの場に出てきて、プリセールスで培われる課題ヒアリングの感覚がPM案件での顧客対応の場でも出てくる。振り返ると、3つの経験がうまいこと連動している気がします。

挙手制という文化と、先輩の存在

これらの業務は、基本的には挙手制が多いです。誰かにアサインされるのではなく、自分で手を挙げて参加するスタイルが多いです。(これは入社して驚いたことの1つです!)

ただ、入社したばかりの自分には判断が難しい場面も多くありました。「このプリセ、PMのスコープなのだろうか?」「このPM案件、自分が対応して大丈夫なのか?」——スコープが明確に決まってる訳ではないので、迷うことも多いです。

そこで救われたのが、経験豊富な先輩方が声をかけてくれたことです。「〇〇社のプリセ対応の件、お客様打ち合わせから一緒に同席しない?」のように手を差し伸べてもらえる場面が何度かありました。ありがたかっただけでなく、「このタイミングで・この案件に・このロールで関わるのが適切」という判断基準が、先輩の動きを見ることで少しずつ見えてきました。


カルチャーギャップ——「技術を語れるPM」が前提の環境

2つの壁を経験して気づいたことがあります。クラスメソッドのPMに求められるものは、前職までのPM像とは根本的に違う、ということです。

前職では、インフラもアプリも含めた全体的なプロジェクト推進を担当していました。広く浅く状況を把握して、各領域の専門家に橋渡しする役割です。技術的な深さが求められる場面は、ほとんどありませんでした。

ここでは違います。お客さんの困りごとを理解するためには、技術の話ができないといけないです。 インフラ移行という文脈では特に、アーキテクチャや移行方式の話を技術者と対等に近い言葉でできないと、何が問題なのかすら把握できない場面があります。

入社してから、所属部署の大半の方がAWS認定資格(現在は全12資格)をコンプリートしていることを知りました。しかも、プロマネチームも例外ではないです。最初は「PMもコンプリート必要なの...?」と正直ビビりましたが、今はその理由がよくわかります。PMが技術の言葉を持つことで、お客さんのより多くの課題に向き合えるということを、日々の業務で実感しています。

AI活用も同じです。全社員がClaudeを日常的に使っていて、エンジニアのスピードと品質のベースラインが非常に高いです。PMがそのスピードについていくためにも、AIを使いこなすことは必須になっています。

カルチャーに驚いたというより、このカルチャーがPMに求める基準を教えてくれた、という感覚が正しいかもしれないです。


今後の目標

3か月の振り返りをすることで、これからやることが明確になりました。

① 技術的な知見を上げる
AWS認定資格を3カ月で3つ取得しました(1か月1資格ペース)。資格取得はゴールではないですが、AWSにかかわる技術の引き出しが増えた感覚があります。2027年3月頃までにAWS認定資格のコンプリートを達成することを目指していきます。

② 自分の役割をコントロールする
PMが動くべき場面と、チームに委ねるべき場面を判断する精度を上げていきたいです。チームをコントロールしようとするのではなく、自分の役割を適切にコントロールすることにフォーカスしていこうと思っています。

③ AI活用を深める
Claudeなしではもはや仕事が回らないレベルになっています・・・。今は「なんとなく使っている」レベルなので、投じたコストに対して自分がどれだけの価値を生み出せているか?も評価できるようなレベルに引き上げていきたいです。


最後に

長々と振り返ってしまいましたが・・・ここまで見てくださりありがとうございます。
3カ月経って気づいたのは、「自分の変化を楽しめる環境にいる」ということです。

当たり前ですが、まだ全然できていないことのほうが多いです。インフラ領域の経験値が足りない。役割の判断がまだ甘い。AIをもっとうまく使いたい。挙げ始めるとキリがないです・・・。でも正直なところ、それが悔しいというより、面白いと感じています。毎日何かしら新しい気づきがあり、3カ月前の自分とは確実に違う。それだけで、この環境に飛び込んでよかったと思っています。

PMロールを軸にしながら、プリセールスなどのPM業務にとどまらない経験が積める環境というのも、入社前には想像していなかったことです。技術とマネジメントの両方を伸ばしていきたいと考えている方には、かなりハマる環境だと思います。

プロジェクトマネジメントを突き詰めながら、技術力で課題解決もできる人材を目指している方にとって、クラスメソッドのプロマネチームは非常に刺激的な環境です。もし興味があれば、採用情報もぜひ見てみてください。

https://careers.classmethod.jp/requirements/project-manager-leader/


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