[小ネタ] re:Invent2019イベント会場におけるアクセシビリティ #reinvent 2019

ラスベガスで開催されたre:Invent2019会場のアクセシビリティについてまとめてみました。
2019.12.16

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

re:Invent2019にて、会場を移動していると、ふと以下のような表記を見つけました。

Mother's roomということで、re:Invent参加者向けの授乳用プライベートスペースが提供されていました。

会場では他にどのようなアクセシビリティが提供されているのか、少しに気になったので調べてみました。

re:Invent2019会場におけるアクセシビリティ

以下、re:Invent 2019 Accessibilityからの引用とコメント

手話通訳、文字書き起こしサポート、音声ガイド

聴覚障がいのある方向けに、アメリカ手話(ASL)の通訳および文字書き起こし(CART)サポートが利用できます。
また、視覚障がいのある方向けに音声ガイドが利用できます。
このサービスはリクエストによってのみ提供されます。

自分が見たいくつかのセッションでは、手話通訳の方が登壇者の横にいてリアルタイムで手話通訳がされていました。
また、手話通訳が必要な方に対し、通訳者が2人ついて交代しながら通訳対応されているセッションもあったそうです。

スクーターと車椅子のレンタル

re:Inventキャンパスに含まれる施設のスクーターと車椅子のレンタルは、ScooterBugを通じて利用できます。
空き情報と料金、使用方法についてはScooterBugにお問い合わせください。

自分はre:Inventの会場間(ラスベガスの街中)をほとんど徒歩で移動していたのですが、中には身体が不自由な方向けの電動スクーターに乗って会場間を移動されている方もみかけました。

アクセシビリティコンシェルジュ

ADAの座席に関する質問など、会議時間中にオンサイトで対応する必要があるアクセシビリティサービスまたは質問については、re:Inventキャンパス全体でアクセシビリティコンシェルジュサービスを利用できます。
12月1日日曜日の午前7時30分から、次の施設でオンサイトアクセシビリティコンシェルジュにお電話いただけます。

ADAシーティング

すべてのコンテンツルームでADAの座席をご利用いただけます。指定されたADAの座席は、講義形式のセッションルーム、基調講演、およびContent-Hubで利用できます。
re:Inventアンバサダーは、チョークトーク、ワークショップ、ビルダーセッションルームの座席をサポートできます。
ADAの座席に関する現地での質問については、アクセシビリティコンシェルジュにお問い合わせください。

補助リスニング

補助リスニングヘッドセットは、すべての小会議コンテンツセッションルームおよび基調セッション中に利用できます。
ヘッドセットは事前に配置する必要はなく、セッションルームまたは基調講演ホールの後ろにある技術テーブルからピックアップしてください。セッションの最後に返却します。

上記とは直接関係がありませんが、会場によっては大会場を仕切りだけで区切っているセッションもあり、そちらではセッションの音声に集中できるようにセッション専用のリスニングヘッドホンが配布されていました。

交通手段

身体の不自由な方は、キャンパス内のシャトルシャトルの営業時間内に、キャンパス内の会場や寝室のホテルからのアクセス可能な送迎シャトルの送迎を予約できます。

介助動物

re:Inventキャンパス全体で介助動物を歓迎します。輸送および介助動物に関する情報については、輸送チームにお問い合わせください。

期間中、介助犬と思われるワンコと一緒に歩いてる参加者の方をみかけました。

リフレクションルーム

リフレクションルーム、または静かな部屋は、イベントで利用でき、一般的なイベント時間中に必要なときに使用できます。リフレクションルームはre:Inventキャンパス全体で利用できます。

マザーズルーム

マザーズルームは、授乳中の母親に、授乳や授乳中の子供のために母乳を用意するためのプライベートで安全なスペースを提供します。マザーズルームはre:Inventキャンパス全体で利用できます。

性別不問のトイレ

re:Inventキャンパス内の各施設には、性別に依存しないトイレがあります。

おわりに

re:Invent2019会場におけるアクセシビリティをまとめてみました。
re:Inventに限らず、色んな方がアクセスしやすいテックカンファレンスだと嬉しいですね。