[速報] AWS Graviton2プロセッサと100Gbpsネットワークを搭載したEC2 C6gnインスタンスを発表! #reinvent

こんにちは。サービスグループの武田です。re:Invent 2020で発表された新しいインスタンスファミリーC6gnについてお届けします。
2020.12.02

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こんにちは。サービスグループの武田です。

続々と新サービスが発表されています。まだ1個目のキーノートなのに!そんなわけで発表された新しいインスタンスファミリーC6gnについてお届けします。

C6gnインスタンス

C6gnはArmベースであるAWS Graviton2を搭載し、最大で100Gbpsのネットワーク帯域を提供するインスタンスファミリーです。AWS Nitroシステム上に構築されており、価格および性能は、同等の現行世代のx86ベースのネットワーク最適化インスタンスと比較して最大40%向上しているそうです。従来から提供されているC6gインスタンスと比べ、4倍のネットワーク帯域幅、4倍のパケット処理性能、2倍のEBS帯域幅を提供します。これにより、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)やリアルタイムビデオ通信、データ分析などの高いネットワーク帯域幅を必要とするケースでより多くのコストメリットが享受できます。

提供されるインスタンスタイプは8種類

C6gnは次の8つのサイズが利用できます。

インスタンスタイプ vCPU メモリ(GiB) ネットワーク帯域幅(Gbps) EBSスループット(Gbps)
c6gn.medium 1 2 25まで 9.5まで
c6gn.large 2 4 25まで 9.5まで
c6gn.xlarge 4 8 25まで 9.5まで
c6gn.2xlarge 8 16 25まで 9.5まで
c6gn.4xlarge 16 32 25 9.5
c6gn.8xlarge 32 64 50 19
c6gn.12xlarge 48 96 75 28.5
c6gn.16xlarge 64 128 100 38

間もなく提供開始!

C6gnは間もなく提供開始とのことです。利用可能リージョンなどの情報も出てくるはずですので、チェックしていきましょう。

参考