ストレスを避けて生産性を高めるワークショップでライフバランスを見直したことではじめた・再開したこと #reinvent #INO101
はじめに
こんにちは、貯まったマイルをうまく活用できなかった Classmethod Canada の Funa です。
今回は、自己認識やセルフマネジメントのテクニックを知ることで仕事や生活のプレッシャーに圧倒されることを避けるというワークショップに参加した後に始めた・再開したことを書いていきたいと思います。
ワークショップのレポート
このワークショップ自体についてのレポートは、SHIO さんや Sanni さんが書かれていて面白かったのでよかったらご一読ください。
ワークショップを受けて衝撃を受けた
自分のライフバランスを視覚的に確認するエクササイズ
ワークショップの内容はどのパートも自分なりの発見があって非常によかったのですが、自分の中でとても衝撃を受けたのは自分のライフバランスがどうなっているかを円グラフにして確認しようというエクササイズです。
以下が理想的なバランスの取れたライフバランスとなります。
以下が仕事(Work)やファイナンス(Money&Finance)に当てる時間が偏ることとで他の項目の充実度が下がってアンバランスになってしまったライフバランスです。
アンバランスなのは絶対だめ!今すぐ直そう!というわけではないのですが、欠けている項目に対する機会やチャンスの損失が生まれていることを示唆しています。
自分のライフバランスを円グラフにしてみた
私のライフバランスを円グラフにしたものが以下のものです。
※ Work や Hobbies などの各項目は自分が重要と思うものをそれぞれ考えてみて記入してください、とのことです。
元々バランスをとって何かをやるというのが苦手というのはありますが、今年さらに色々なことが重なって、ライフバランスが乱れまくっていることを再認識したのです。バンクーバーに戻ったらなにか行動を起こさないといけないなというのを強く実感しました。
以下で実際にはじめた、再開したことを書いていきます。
ワークショップを受けてはじめた・再開したこと
1: ボランティア
コミュニティとの関わりが乏しいことは前から意識していたので今までやりたいと思いつつ、重い腰があがらなかったボランティアを始めました。いきなり長期ボランティアを始めるのは難しそうだと思ったので、短期ボランティアをなんとか探し出しました。ボランティアの内容は、治安が悪いと言われる地域での性自認が女性、ジェンダー・ダイバース、ジェンダー・ノンコンフォーミングなどの人々へのシェルターでのサポートです。
カナダではボランティアは就職活動にも関わる重要なファクターなので、インタビューやレファレンスの提出が求められることが多いです。私も友人にレファレンスレターを書いてもらって応募しました。実際にやってみて思うことは、1 回 4 時間のシフトなのですが、最前線に立つサービスなので予想以上に肉体的にも精神的にもハードです。また、日常生活での英語のヒアリングで特に困ることはなくて油断していたのですが、ボランティアを始めてから色々なカナダの人々と話す機会ができることで自分の英語のヒアリング力の未熟さをヒシヒシと感じています…。
ボランティアを始めてよかったなと思うことは、自分を少しだけ客観的に見れるようになったところです。そういう視点を最近持ててなくてしんどい部分があったので、機会に恵まれて非常に良かったと思います。今回でボランティアを始めるというハードルが下がったので、夏になったら自然保護系のボランティアも探してみたいなと考えています。
2: ヨガ
私はヨガや瞑想と距離を置いてきた人間なのですが、今年の夏は必要に駆られて週 3-4 でヨガのグループクラスを取っていました。夏が終わって日が落ちるのが早くなり、雨季が来てからは足が遠のいていたのですが、Twitter で誰かがハーバードのメディカルスクールのストレスを解消して血圧を下げるのための 7 つの方法をツイートしていて、その中でヨガに触れていたのを見て、また行かないとな〜と思いつつグズグズしていたところをこのワークショップ(と珍しく天気がよかったこと笑)に背中を押されて行ってみました。
ヨガに行った日はメンタルが高波のように荒れまくっていたのですが、一時間のヨガクラスの後ははっきりと自分の中の高ぶりがスッと落ち着いて楽になったのを感じて、普段だったら絶対作らない面倒な料理を音楽かけながら作ってしまうくらいに余裕ができていました。呼吸法やポーズなどに集中することでリラックスできるらしいですね。効果を感じたのでヨガとピラティスの混合クラスに1月から参加することにしました。
3: 読書
私はタイムマネジメントが非常に苦手なため、登壇者のエリンさんにタイムマネジメントに関連するおすすめの本があるか質問してみました。ワークショップのメインテーマとは関係なかったのですが、ワークショップ中にタイムマネジメントについて触れていたのと、Amazon で働く人たちの自己認識と生産性のトレーニングに取り組んでいるような人が薦める本がすごく気になったのです。
そこでエリンさんに教えてもらった Adam Grant の Think Again: The Power of Knowing What You Don't Know (邦題: THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す) と、ワークショップの最後に語られていた「人間の一生はだいたい 4000 週間です。どうやってこれからの人生を過ごすのかを考え直してみてください。」という話の元ネタと思われる Oliver Burkeman の Four Thousand Weeks (邦題: 限りある時間の使い方) を読み始めました。
英語版を買ったということもあり、まだ双方とも 20% くらいしか読めていないのですが、こうやって読書にかける時間を見つけることも重要だなと思いました。他にやらなきゃいけないことやタスクがあるときは罪悪感を感じて本を読むのに時間を割くことが難しくなるのですが、Self-improvement (自己改善) と読書は切っても切れない関係だと感じています。
おわりに
最近、Saje というバンクーバーのブランドのホームスパキットを自分用に買って使ってみました。カナダに来てから今まで「自分で自分を労わる」みたいなことをあまりしてこなかったので、最初は謎の抵抗感がありましたがすごくリフレッシュできました。
日本だと温泉に行ったり、お風呂に温泉の素を入れたり、岩盤浴、サロンやエステなど身近で手頃でちょくちょく行ってたので、こういう時間をもつのは大事だなと改めて思い返した次第です。
最後になりますが、皆さんもよかったら時間を見てライフバランスの見直しをやってみることをおすすめします。新年に向けて良い指針が見つけられるかもしれません。
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記事中に出てくる画像の提供元:Unsplash