【AWS re:Invent2024】 CEOキーノートで発表されたサービスをまとめてみた #AWSreInvent
今年AWS re:Invent (re:Invent2024)、AWS CEO Matt GarmenさんのCEOキーノートをまとめてみました。
ライブやアーカイブはToo Long To Watchの方はぜひAWS re:Invent2024 CEOキーノート発表サービスまとめを確認してください!
EC2系
Nvidia P6 Blackwell GPU Instance
今まで一番速いGPUよりも2.5倍の性能を持つ。
Amazon EC2 Trainium2 EC2 Instance
今までのEC2 GPU Instance より30%~40%コスパが良くなる。
Trainium2 UltraServer(Preview)
複数のEC2 Instanaceでサーバーを作ることが難しいので、Trainium2 UltraServer(Preview)も発表されました。
S3系
S3 Tables
Apache Iceberg Tableに特化され、検索スピードは3倍、転送スピードは10倍のが発表されました。
S3 Metadata
metadataをつけることで、S3に保存されるアイテムを効率的に管理できる
Amazon Aurora DSQL
可用性、拡張性、オペの便利性、スピードなど、ほぼデータベースの全ての評価基準に優れるデータベースAurora DSQLが発表されました。
Preview リージョン:US East (N. Virginia), US East (Ohio), and US West (Oregon).
DynamoDB Global Tables
これからDynamoDBが簡単に multi-region(global )に展開でき、可用性が良くなります。
Amazon Bedrock系
Amazon Bedrock Model Distillation
新しく発表されたAmazon Bedrock Model Distillationでは、もっと効率的に小型のAIモデルを使うことで、最大500%速くなり、75%安くなります。
Amazon Bedrock Automated Reasoning checks
これで生成AI回答の正確性をチェックします。
Amazon Bedrock Multi Agent Collaboration
このサービスで複数のAI Agent同士で協力可能になります。
Amazon Nova(Amazon Bedrock内で使える)
Amazon Novaという最先端AIモデルが発表されました。(Amazon Bedrock内で使える)
そしてAmazon Novaをベースにした、画像生成サービスAmazon Nova Canvasと映像生成サービスのAmazon Nova Reelも発表されています。
今後Amazon NovaでのSpeech to SpeechやAny to Any(文章・音声・映像など)も期待できます。
Amazon Q系
Amazon Q generates and applies unit tests
Amazon Q generates accurate documentation
Amazon Q performs code reviews
Amazon Qで、ユニットテスト(Unit Test)、厳密なドキュメンテーション生成(Generate accurate documentation)、コードレビュー(Code Review)ができるようになりました。
去年からJavaプロジェクトのバージョンアップに活躍するAmazon Q Developerは、これから.NETの簡単プロジェクトバージョン移行、VMWareのクラウド自動化、レガシーシステムの最新化移行(Mainframe Migration)などもできるようになりました。
そして、Amazon Q Developerでは、AWSインフラの問題点チェックもできるようになり、かつGitLabに結合されることが発表されました。
Amazon QにPagerDutyというインシデント管理・運用プラットフォームも結合されました。(弊社はPagerDutyの導入支援を行っております:https://classmethod.jp/partner/pagerduty/)
Amazon Q QuickSight and Amzon Q Business Dataでは、Salesforceや財務レポートなどと連携し、簡単に分析してくれます。そして、Amazon Q Indexでは、外部アプリ(ISV:Independent Software Vendor)のデータも簡単に連携することができました。
Amazon Q Businessでは複雑なワークフローを作れるようになりました。
Amazon Sagemaker系
Amazon SageMaker Next Gen
Amazon SageMaker Unified Studio
Amazon SageMakerの次世代版(Next Gen)を発表されました。
そしてAmazon SageMaker Unified Studioも発表され、Unified Studioでデータ分析、データ処理、機械学習(Data & AI Governance)などを統合する形になってます。
Amazon SageMaker Lakehouse
新しく発表された Amazon SageMaker Lakehouse では、複数のデータアクセスを統合するし、管理することができます。