Alteryx Connectのインストール後に初期設定を変更したい!有効化されたSSL設定を削除してみた

2020.03.26

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、新納です。突然ですが、Alteryx Connectのインストール時の初期設定を間違えました。AWSのALB(Application Load Balancer)を使用すればAlteryx ConnectをインストールしたEC2自体はSSL化しなくてよかったのに、つい有効化してしまいました。(ALBを使ったSSL化方法については以下のエントリをご参照ください。)

SSL設定のように後からAdministration Console上で変更できない初期設定を変えるには、結論から言うと再インストールが必要なのですが、アセットは保持したまま変更可能です。

前提条件

本エントリを書くにあたって検証に使用したのは以下の通り。

  • Alteryx Connect 2020.1
  • 自己署名証明書にてSSLを有効化

https始まりのURLでのみアクセスできる状態です。

やってみた

実施することはシンプルで、Alteryx Connectのインストーラを再度起動するだけです。インストール済みの環境で起動するとEnable SSLRemove existing installation(keeps data and settings)のどちらかを選べます。Remove~を選択し、Nextをクリックします。

もしAlteryx Connect serviceが起動中の場合、Stop serviceをクリックします。(停止には少し時間がかかります)停止後にアンインストールのプロセスが走りますが、アセットは保持されるのでご安心ください。

アンインストールが終了すると、次はインストールのためのセットアッププロセスが開始します。Folder Pathやhttp portの変更が必要な場合はここで設定しておきます。

今回はSSL設定を削除したいので、Set up SSLのチェックボックスは空にしてNextをクリックします。

インストール完了すると、http://localhost:80でAlteryx Connectへアクセスできるようになったことが確認できます。finishでインストーラを終了しておきましょう。

ブラウザからもhttp始まりのURLでアクセス可能なことが確認できます。

アセットも保持されています。

まとめ

インストール後にSSL設定を変更する方法をご紹介しました。今回のケースとは逆に、あとからSSL化したい場合はインストーラ起動後Enable SSLをお選びください。

Alteryxの導入なら、クラスメソッドにおまかせください

日本初のAlteryxビジネスパートナーであるクラスメソッドが、Alteryxの導入から活用方法までサポートします。14日間の無料トライアルも実施中ですので、お気軽にご相談ください。 alteryx_960x400