[レポート]IoTソリューションでビジネス価値と運用効果を引き出す #IOT211-L #reinvent
はじめに
こんにちは、おおはしりきたけです。re:Invent 2022に参加しております。 現地でのre:Invent 2022は、Unlocking business value and operational benefits with IoT solutionsというセッションに参加してきました。
参加した、セッションの概要は以下となります。
登壇者
- 登壇者:Yasser Alsaied Vice President, IoT
- Session level:200 - Intermediate
- Session type:Leadership Session
セッション概要
今後5年間で何十億ものIoTデバイスがクラウドに接続されます。組織は、これらの接続されたデバイスを通じて新しいビジネスモデルを作成するためにデータを解放し、AIと結合し、顧客体験の向上、運用効率の最適化、資産管理の合理化、ワークフローの安全性の向上を目的とした成果ベースの分析を推進しています。このセッションでは、商業、産業、自動車関連企業が、データをクラウドに送信し、実用的な洞察をデバイスに戻すことで効果的にビジネス価値を提供し、安全かつ確実にビジネスとオペレーションを変革するために役立つIoTとロボティクスにおける新しい革新的な技術を紹介します。
セッション内容
はじめに
- 今日は、IoTがどのようになっていくかお話します
- IoTのテクノロジーは、全てにおいて世の中を変化させる可能性があります
- 以前から、自動販売機など便利という点で言えばIoTだが、1to1だった
- 使う部分で便利ではあるが、IoTは、様々なモノがインターネットに繋がっている
- 現在、インターネットに14billionのデバイスが繋がっている
- 家でも様々な、電化製品がインターネットに繋がっており、便利な生活を提供している
- 例えばこんな用途で利用されている
- センサーで水の質などをモニタリング
- 安全な水を供給する上で大切
- 車もIoTで繋がっている
- 全ての車の製造業者がEVだけではなくインターネットに繋がる必要がある
- ロボットアーム
- 建物など、安全性が必要なうえで、よりよいプロダクトを提供する必要がある
- エレベーターの安全性
- Hilcorpでは機器のメンテナンス、オペレーションの運営
- 沢山の業種でリモートでアクセスしていく
- IoTはreinventionをしていく
- IoTな全てのお客様に対してアップデートしていかないといけない
- センサーで水の質などをモニタリング
Reimagine
- 環境に安全でお客様のために、新しい価値を考える必要がある
- 次世代に対してデジタル化が必要になっている
- 価値があるものは、何なのかを考えて、より早く、より良く新しいビジネスを作っていく
- 改革するのがビジネスのあり方である。
IoTの今後
- 様々なお客様の中には、必要なテクノロジーがあるのに気がついていないお客様がいる
- 新しいチャレンジをやっていくのに、様々なテクノロジーを考えないといけない
- ポジティブなアウトカムがでていると、それを説明する必要がある
- クラウドのセキュリティはとても大切であり、AWSはIoTの一番大変な部分を行い、お客様は一番便利になる部分を使う。
- 大切なことは、AWSには沢山のパートナーがいることだ
FundationService
- AWSのIoTチームは、バーティカルなチームがいる
- AWSでは、200以上のサービスがある
- 組み合わせることで複数のサービスに対応ができる
- NASCARの事例では、車、ドライバーなどからペタバイトレベルのデータを取得しており、利用している カスタマーにもデータを提供することで価値を生み出している
Purpose-built IoT service
- AWS TwinMaker
- デジタルとリアルを融合しモデルをつくることができる
- AWS IoT SiteWise
- 分析用途として利用することができる
- AWS IoT FleetWise
- どのようなデータを取り入れるか
- カスタマイズ可能
- AWS IoT RoboRunner
- ロボティクスが使いやすくなっている
- 全てオーケストレーションして衝突しないようにしてくれる
- CCI事例
- コカ・コーラは、システム化はされていたが手動処理であった
- GreenGrassとSitewiseを取り入れて、6番目に大きい工場で、20%のエネルギー節約、 9%の水削減に成功した
Vetted solutions
- できたソリューションをダウンロードするだけ
- AWSソリューションとパートナーソリューションを合わせる
- 顧客のために市場投入を短くする
- ポイントはAWSサービスのソリューションをパートナーが提供してくれている
- CHERVONの例
- Thundersoftがソリューションを提供
- スクラッチで作っていない
- 開発効率を大幅に削減できた
新しい機能の発表
- AWS IoT Device Defender imntegration with AWS Security Hub
- 統合により、監査からアラームとその属性を取り込んで、カスタム コーディングなしで 1 つの中央の場所で機能を検出できます
- AWS IoT Core Device Location
- 位置情報がわかることで、数千、数万台あるセンサーを簡単に確認することができる
製造業においてのIoT活用
- どのくらいの工場がデジタル化されているのか?
- 30年以上やっているので、変える必要無いという方もいる
- 小さいセンサーは、安く使える。そのセンサーを付けるだけで、ネットワークに繋がり、データが取れる
- 製造業のデータはたくさん取れる。そしてそれをクラウドにコネクトして、リモートでモニタリングすることができる
- TwinMaker
- 全てのセンサーについてリモートでモニタリングできる
- バーチャルのビジュアルでリアルタイムで工場で何が起きているかわかる
- JOHN DEERE事例
- 50万台委譲ある農機具にたいして、モバイルから情報を集めて
- デジタルツインをオンサイトで使うこと
- リアルタイムでカメラで状態がみえる
- 自動車の整備工にいく
- プロフェッショナルな整備工が必要
- ツインメーカーでリモートで見ることで、デジタル化された3Dの写真をみることで
- TwinMaker Knowledge Graph
- グラフの形で見ることができ、コンソールからどこが機能していないかなどがわかる
自動車業界においてのIoT活用
- どこにAWSサービスを提供うすると価値が提供できるか
- 3つの柱がある
- TheFutere
- Faster
- Together
- 様々なグローバルのお客様とAWSは一緒にやっている
- 新しいアプリケーションやサービスをAWSを使って提供している
- 事故が起きた場合などのデータを集め対応
- 無人運転
- 車両はソフトウェアで改善していくことが必要
- 車両のデータへのデータアクセスしやすくなることで、新しいインサイトを発見する
- MLを追加すると顧客の体験を改善することもできる
- 現在は、246万台のコネクテッドカーが走っている
- ただし、大部分が、アップデートを行っていない
- 将来は、安全な運転システムなどを自動的にアップデート
- クラウドが頻繁にアップデートを送り込む。そうすることで、車両とクラウドのデータが増えていく
- そこで、AWS IoT Coreが役に立つ
- MQTTv5を提供
- インプリ、デプロイをより簡単にする
- セキュリティはより強化
- MQTTv5を提供
- 次はデータマネジメント
- 車両のデータはビックデータである
- 2030年までには95%がコネクテッドカーになると予測されており、テラバイト単位でデータ送られる
- データが必要不可欠な要素になってくる
- AWS IoT FlletWise
- 車両の種類問わずデータフォーマットを標準化
- ビックデータコラボを業界にわたって可能にする
LGの例
- LGは電気、科学、テクノロジーのイメージがあると思う
- 毎日1億台以上のデバイスをインターネットに接続している
- LGは車のコンポーネント世界一の会社
- 車両の改善でジャーニーを良くしていく
- 車は単なる運送機械ではなく、ライフスタイルの不可欠な一部であり、快適にしていく必要がある
- LG VMSの例
- 車からデータを取得して分析して、運転者の体験を改善
- AWS IoTを使うことで安全にデータを保存して、分析することができる
- FleetWiseを使って、車両のデータを標準化して、ほぼリアルタイムでデータを収集することができる
- PoCをやるに当たって、データを収集することが難しかった
- AWSは例外のケースもシュミレートすることができる
- 今後は
- 安全運転のパターン
- 車のモデルトレンド
- MLを使って、EVの運転パターンを把握し、充電の最適化
- 車両内データと公共データを統合しデータの最適化を図る
最後に
最後に、Yasser AlsaiedさんがIoTそのものがreInvent(再発明)しようとしているという言葉が印象的で、私自身がIoTに非常に興味を持てるのは、未来に対して進化している感じが非常にするからだなと感じています。そのためには、好奇心をもって、何を使えばいいのか、テクノロジー自体は対応できてもどのような価値を提供していくのかを顧客、環境、地球レベルで考えていく必要があると思いました。そのために IoTはよくチームスポーツどもいわれますが、クラウドだけ、デバイスだけでは価値を提供でできないため。全てにおいてコラボレーションをしていく必要があると感じています