[レポート] E-5 PM初心者が「MyPM像」を確立するまでのストーリー – プロダクトマネージャーカンファレンス2022 #pmconf2022

[レポート] E-5 PM初心者が「MyPM像」を確立するまでのストーリー – プロダクトマネージャーカンファレンス2022 #pmconf2022

Clock Icon2022.12.14

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2022年11月02日(水)、プロダクトマネジメントに携わる人たちが共に学び、切磋琢磨するイベント『プロダクトマネージャーカンファレンス2022』がオンライン形式で開催されました。

当エントリでは、ブレイクアウトセッション『PM初心者が「MyPM像」を確立するまでのストーリー』の参加(視聴)レポートをお届けします。

目次

 

セッション概要

セッション概要は以下の通りです。

[タイトル]
PM初心者が「MyPM像」を確立するまでのストーリー

[登壇者]
・吉岡 詩織氏(コネヒト株式会社/プロダクトマネージャー)

[セッション概要]
PMという仕事は、難しい。特に初心者PMは、凄腕PMや書籍に書かれている理想PM像と自分のギャップに、どこからどうアプローチするか葛藤することも多いのではないでしょうか。私もその1人で、PM1年目、知識・経験がない中でどのようにパフォーマンスを発揮していくか?と思い悩んでいました。しかし、「MyPM像」を確立して、PMという仕事との向き合い方が変わりました。同じように悩むPM初心者の人に伝えたいストーリーです。

(※以上、公式サイトより引用)

 

セッションレポート

自己紹介

  • ママリアプリのプロダクトマネージャ
  • コネヒトもプロダクトマネージャも2年目
  • 対象ユーザ:PM初心者/PM育者/PMに興味がある方
  • テーマ:PMとして成長する
  • 前半は具体的体験談、後半はその内容を一歩抽象化したお話
  • コネヒトについて
    • ビジョン:あなたの家族像が実現できる社会をつくる
      • 「家族像」というテーマに向き合う会社
    • 事業:上記ビジョンに基づく中期的な目標として、子どもを望む家族像の多様性実現のために日々取り組んでいる
  • ママリについて
    • 「ママの一歩を支える」をミッションとする
    • 悩みの「解消」と「共感」を軸に、妊活中女性・プレママ・ママに寄り添うコミュニティを運営
  • コネヒトの開発・PM体制
    • CPOの下に各プロダクト(PM/開発/デザイナで編成)チームが存在

本題:PMとして成長したい!

  • でもどうやって?
  • PMとして成長する難しさ
    • めちゃくちゃ幅広く求められそうなスキルマップ
    • 何かすごく出来る世の中のPM達
    • 学びが多いが、即実行に落とし込みづらい名著達
  • そもそもPMという仕事の難しさがある
    • PMは「正解の無い問いに向き合う職種」
      • 二律背反、トレードオフの中での意思決定
      • 不確実性が高い中での意思決定
  • 「PMとして成長する」はなんだか難易度が高そう

自身の話

  • 「ふわふわ頑張るぞ期」から「自信喪失期」を経て『学ばなきゃ!成長しなきゃ』→"爆発"した
  • 転機となる2人からの言葉
    • 部長(現CPO):『前任者と比べる必要はない』
    • 開発者(現VPoE):『甘えることを何でだめだと思うんですかね?』
  • →自分らしく、今の環境に合った形で行動しよう!
  • 行動指針のヒント
    • 自分/組織/事業
  • 実際のアクションを3つピックアップ
    • ユーザーインタビュー芸人
    • ユーザー体験の側面から課題と解決策の確度を高める必要性を感じ、また自身の経験から得意分野でもあったのでやった
    • これまで接点がなかったアプリ離脱ユーザーのインタビューを開拓
    • ワークショップ芸人
    • WHYにもコミットし、意見やアイデアをどんどん上げてくれる組織の中で、コミュニケーションや巻き込みが得意領域だったのでやった
    • ユーザーインタビューを元にしたワークの設計、期末の数字コミットのための施策ブレストワーク等を実施
    • 可視化芸人
    • 絵にする、構造化が得意分野であり、会話中の認識齟齬を防ぐ目的も兼ねてやった
    • Miroを使って考えていること、やりたいことについてできるだけ図にしていった
  • こんな風に行動しているうちに、自分らしいPMスタイル=「MyPM像」が確立されていることに気づいた
    • 自身のPM像は「愛され型PM」
  • MyPM像を確立するといいこと
    • (1).自分スタイルでコトが進めやすくなる
    • (2).自分の成長戦略が見えてくる
    • (3).不足部分を誰かと補い合える

私の話を抽象化する

  • 吉岡流PMモデル
    • 経験しよう:
      • 得意不得意や個性が現れやすい/経験者との差が出やすい/ここで評価される(めちゃ大事)
      • いきなり完璧を目指すのは難しいので、どの領域から特異にしていけるかを自分(や環境)の特性から見つけていく
    • 学ぼう
    • 無いと失格
  • MyPM像を考えるヒント

最後に、心得的な話

  • 今回のアクション過程で得られたもの
    • ユーザー理解と開発理解
    • 信頼と成果
  • PMの信頼:PMのベースは『信頼』。信頼してくれるメンバーがいて、良いプロダクトを創ることが出来る。
  • PMの成果:目標数字の達成だけが『成果』ではない(目標へのコミットは大前提)
  • 初心者と育成者に伝えたいこと
    • to PM初心者
      • MyPM像を描いてみると今後の成長のヒントが得られるかも
      • そのために色々トライしてみて欲しい
      • PMは信頼がベース。行動と成果(学びも含む)成果で語っていこう
    • to PM育成者
      • 是非PM像を言語化してあげて欲しい
      • 積極的な自己開示をさせてみて欲しい
      • 学びも十分な成果。必ずしも数字的成果に繋がらなくても「学びを得られたか」を評価してあげて欲しい

 

まとめ

という訳で、プロダクトマネージャーカンファレンス2022のセッション『PM初心者が「MyPM像」を確立するまでのストーリー』の視聴レポートでした。

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