Route53で管理しているドメインでロック機能が使える・使えないを確認してみた

Route53で管理しているドメインでロック機能が使える・使えないを確認してみた

Clock Icon2021.08.31

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こんにちは、コンサル部@大阪オフィスのTodaです。

Route53には新規ドメインの購入、管理、移管する機能があります。
管理をする中で意図しないドメイン移転申請をブロックする方法として「移管のロック」の機能があるんですが、一部ドメインで利用できないことがわかったので確認をしてみました。

移管のロックについて

Route53で購入・管理しているドメインの詳細画面に表示される移管のロックを有効化することで意図しない移管申請を防ぐ事が出来ます。
移管の予定がない場合は、有効化しておくことをオススメいたします。

移管のロックについて

ドメインを確認

今回「.jp」ドメインの操作をしていまして移管のロックが使えない事がわかりましたのでよく利用するドメインがどうなっているか合わせて確認いたします。
確認方法はAWS Route53のデベロッパーガイドにあるドメイン毎の説明ページで確認します。

■ Amazon Route 53 に登録できる最上位ドメイン
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/registrar-tld-list.html

.jpドメイン (移管ロックが利用できないパターン)

jpドメインは[地理的最上位ドメイン] > [アジア/オセアニア]の中にございます。
確認したところ「不正な転送を防ぐためのドメインロック」がサポート外となっているため移管のロックが利用できないようになっています。

jpドメイン

.comドメイン (移管ロックが利用できるパターン)

comドメインは[汎用最上位ドメイン]の中にございます。
確認したところ「不正な転送を防ぐためのドメインロック」がサポートされているため移管のロックをご利用いただけます。

comドメイン

よく利用するドメイン

  • .net:ドメインロック利用可
  • .org:ドメインロック利用可
  • .biz:ドメインロック利用可
  • .info:ドメインロック利用可

確認してみて

ドメインで「地理的最上位ドメイン」で一部移管ロックのご利用ができない事がわかりました。
jpドメインの管理はJPRSになっていますので管理団体によってルールが違ったりする可能性がございます。

さいごに

今回はRoute53で管理しているドメインでロック機能が使える・使えないを確認をしてみました。
少しでもお客様の参考になればと考えております。

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