[アップデート] Run Command 実行後、出力ログとエラーログに分かれ、直接SSMコンソールから表示・DLできるようになりました
ちゃだいん(@chazuke4649)です。
AWS Systems Manager の Run Command でアップデートがありましたので紹介します。
AWS Systems Manager Run Command now displays more logs and enables log download from the console
アップデート内容
- Run Command実行後のログがSSMコンソールで直接表示・ダウンロード可能になった
- 出力ログとエラーログが分かれて表示されるようになった
- 出力ログの文字数増加した (2,500 → 24,000)
何が嬉しい?
一番はエラーログがSSMコンソールからそのまま直接確認できるようになったことかと思います。以前まではCloudWatchLogsかS3にて出力されたログを見にいく必要がありました。
では早速やってみます。
やってみる(1)コマンドを実行
まずはAWS-RunShellScript
を選んで、Amazon Linux 2のEC2インスタンスに対し、適当なコマンドを実行してみます。
コマンドの内容は以下の通りです。
これで実行します。
実行結果
実行結果は下図の通りで、新たにOutput
とError
のセクションが追加されており、それぞれCopyとDownloadが可能です。
pwd
とhostname
コマンドについては正しく実行されており、cat nothing.txt
コマンドには「そんなファイルないよ」とエラーが返ってきていることが確認できました。
やってみる(2)CloudWatchエージェントをインストール
続いて、Run Commandでよくやる作業の一つとして、CloudWatchエージェントのインストールをやってみます。
ドキュメントはAWS-ConfigureAWSPackage
を選びます。
パラメータ設定にて、正しくはパッケージの名前はAmazonCloudWatchAgent
でOKですが、間違えてLogsを入れてしまいAmazonCloudWatchLogsAgent
と入力したことにします。
これで実行します。
実行結果
結果はエラーとなり、エラーログにて Document with name AmazonCloudWatchLogsAgent does not exist.
ということで、nameが間違っていたことがすぐにわかりました。
終わりに
Run Command、どんどん便利になりますね、ありがたい限り。どなたかのお役に立てば幸いです。
それではこの辺で。ちゃだいん(@chazuke4649)でした。