[アップデート] Run Command 実行後、出力ログとエラーログに分かれ、直接SSMコンソールから表示・DLできるようになりました

すぐエラー確認して、すぐCopy to newで修正して、すぐ再実行できる!
2021.04.06

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ちゃだいん(@chazuke4649)です。

AWS Systems Manager の Run Command でアップデートがありましたので紹介します。

AWS Systems Manager Run Command now displays more logs and enables log download from the console

アップデート内容

  • Run Command実行後のログがSSMコンソールで直接表示・ダウンロード可能になった
  • 出力ログとエラーログが分かれて表示されるようになった
  • 出力ログの文字数増加した (2,500 → 24,000)

何が嬉しい?

一番はエラーログがSSMコンソールからそのまま直接確認できるようになったことかと思います。以前まではCloudWatchLogsかS3にて出力されたログを見にいく必要がありました。

では早速やってみます。

やってみる(1)コマンドを実行

まずはAWS-RunShellScriptを選んで、Amazon Linux 2のEC2インスタンスに対し、適当なコマンドを実行してみます。

コマンドの内容は以下の通りです。

これで実行します。

実行結果

実行結果は下図の通りで、新たにOutputErrorのセクションが追加されており、それぞれCopyとDownloadが可能です。

pwdhostnameコマンドについては正しく実行されており、cat nothing.txtコマンドには「そんなファイルないよ」とエラーが返ってきていることが確認できました。

やってみる(2)CloudWatchエージェントをインストール

続いて、Run Commandでよくやる作業の一つとして、CloudWatchエージェントのインストールをやってみます。

ドキュメントはAWS-ConfigureAWSPackageを選びます。

パラメータ設定にて、正しくはパッケージの名前はAmazonCloudWatchAgentでOKですが、間違えてLogsを入れてしまいAmazonCloudWatchLogsAgentと入力したことにします。

これで実行します。

実行結果

結果はエラーとなり、エラーログにて Document with name AmazonCloudWatchLogsAgent does not exist.ということで、nameが間違っていたことがすぐにわかりました。

終わりに

Run Command、どんどん便利になりますね、ありがたい限り。どなたかのお役に立てば幸いです。

それではこの辺で。ちゃだいん(@chazuke4649)でした。