2016年12月1日からAmazon S3が値下げされます
ども、大瀧です。 本日、AWSのストレージサービスであるAmazon S3の値下げが発表されました。
値下げする時期
今回の値下げは2016年12月1日から適用されます。AWSの価格設定は自動で適用されますので、既存のユーザーは特に作業は必要なく値下げ後の価格でS3を利用することができます。
値下げの対象
S3にはスタンダード、低頻度アクセス、低冗長化の3種類がありますが、今回の値下げはスタンダードのみのようです。他の種類の値下げ情報も後から出てくるかもしれないので、そのときはブログを更新しますね。
値下げ額
取り急ぎ、東京リージョンのみ抜粋しました。
東京リージョン | 現在の価格 | 新価格(12/1以降) | 値下げ率 |
---|---|---|---|
1GB〜50TBまで | $0.0330/GB(1TBまで) | $0.0250 | 24.2% |
50TB〜500TBまで | $0.0319/GB | $0.0240 | 24.7% |
500TB以上 | $0.0313/GB(4PBまで) | $0.0230 | 26.5% |
東京リージョンは他のリージョンと比較して、今回の値下げ幅が大きいようです。また、今回の改定でシンガポール、シドニー、ソウル、ムンバイリージョンと同価格になりました。 また、従来は合計サイズ毎に6段階だったテーブルが3段階に変わりました。現在の価格に括弧付けになっているのは、段階が減少して統合された分のうち、サイズが小さい方を指したものになります。
まとめ
AWSの値下げは恒例行事となりつつありますが、今回のS3の値下げは過去2番目の値下げ幅となる大規模なものです。よりリーズナブルにクラウドが利用できようになりますね。