Amazon SageMakerのノートブックでJupyterLabが正式に使えるようになりました!
こんにちは、大阪DI部の大澤です。
Amazon SageMakerはノートブックインスタンスを用いたデータ探索や実験、機械学習モデルの学習からホスティングまで可能なフルマネージドサービスです。 以下のエントリでお伝えしていた通り、これまでもSageMakerのノートブックインスタンスにおいてJupyterLabはベータ機能として使えていました。
そのJupyterLabがついに正式機能として使えるようになりました!
やってみる
まずノートブックインスタンスを立ち上げます。 マネジメントコンソールでSageMakerのページを開き、左側のメニューからノートブックインスタンスのページへ行き、ノートブックの作成を行います。 作成の際にJupyterLab専用のオプションがあるわけではなく、これまでと変わらない方法で立ち上げたノートブックインスタンスからJupyter NotebookとJupyterLabの2つを開くことができます。
ノートブックインスタンスの起動が完了すると、2つのアクションボタンが表示されます。
- 開く Jupyter : これまでと同様のJupyter Notebookを開きます。
- 開く JupyterLab : JupyterLabを開きます。
JupyterLabの方をクリックすることで、JupyterLabを開くことができます。
ベータ版からの変化
バージョンが2018/11/30現在最新のもののようです。 ベータ版の際にはJupyterLabのバージョンもまだベータの時のバージョンでしたので、何気に嬉しい変化です。
デフォルトでGitと連携する拡張機能が入っています。
リポジトリがある場合は以下のような感じで表示されます。ここからコミットなどのリポジトリ操作が行えます。
Amazon SageMaker Examplesのノートブック一覧もあります!
さいごに
Amazon SageMakerのノートブックインスタンスでJupyterLabが正式に使えるようになりました。タブやエディタ機能、ダークモードなどのJupyterLabのデフォルトの機能に加えて、Gitと連携した拡張機能も入っています。SageMakerでの実験生活がより快適になるのではないでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございました〜!