Salesforce Hosted MCP Servers(GA版)を使って、Claude DesktopとSalesforceを連携してみた

Salesforce Hosted MCP Servers(GA版)を使って、Claude DesktopとSalesforceを連携してみた

2026.04.14

以前、記事にしたSalesforce Hosted MCP ServersがGAになったので、再度Claude Desktopからの接続手順を試してみました。

手順はSalesforce Hosted MCP Serversを参照しています。

検証環境

  • macOS Tahoe バージョン 26.3
  • Claude for Mac バージョン 1.2278.0
  • Salesforce Developer Edition

Salesforceでの設定

権限セットの作成

使用者を限定するために専用の権限セットを作成して、ユーザーを割り当てておきます。

外部クライアントアプリケーションの作成

外部クライアントアプリケーションを作成し、OAuth設定を行います。

基本情報

外部クライアントアプリケーション名、API参照名などは適宜設定します。

OAuth 設定

アプリケーション設定

  • コールバックURL:
  • OAuth範囲:
    • Salesforce でホストされている MCP サーバーにアクセス (mcp_api)
    • いつでも要求を実行(refresh_token, offline_access)
      アプリケーション設定

セキュリティ
次の2つのみチェックをつけ、それ以外のチェックは外します。
ここはベータ版と変わらずです。

  • サポートされる認証フローに Proof Key for Code Exchange (PKCE) 拡張を要求
  • 指名ユーザーの JSON Web トークン (JWT) ベースのアクセストークンを発行

外部クライアントアプリケーションの作成が完了したらコンシューマー鍵と秘密を控えておきます。
Claude Desktopでカスタムコネクターを設定する際に使用します。

ベータ版からの変更点
コールバックURLが localhost から claude.ai のURLになりました。
また、OAuth範囲は下記の4つを選択していましたが2つだけになり、汎用的な API を使用してユーザーデータを管理(api) を使用しなくなったのは安心感があります。

  • API を使用してユーザーデータを管理(api)
  • いつでも要求を実行 (refresh_token, offline_access)
  • Salesforce API プラットフォームにアクセス (sfap_api)
  • Einstein GPT サービスにアクセス (einstein_gpt_api)

OAuth ポリシー

ポリシーから権限セットで使用できるユーザーを限定します。
プラグインポリシーの許可されているユーザーを 管理者が承認したユーザーは事前承認済み に変更します。
OAuthポリシー

アプリケーションポリシー

権限セットを選択から、最初に作成した権限セットを選択します。
アプリケーションポリシー

MCPサーバーの有効化

設定のクイック検索に「MCP」と入力し、MCPサーバーをクリックします。
使用したいサーバーをクリックし、有効化します。
MCPサーバー

今回は参照系のツールが使える sobject-reads のサーバーを有効化しました。
sobject-reads

各ツールの内容が確認できるのが便利ですね。
ツール

Server URLはClaude Desktopからの接続時に使用するので控えておきます。

https://api.salesforce.com/platform/mcp/v1/platform/sobject-reads

Claude Desktopでの設定

コネクタの設定

カスタマイズ > コネクタ > + をクリックし、「•••カスタムコネクタを追加」を選択します。
カスタムコネクタを設定します。

  • 名前:
    • 適当な名前を入力します
  • リモートMCPサーバーURL:
    • 上で控えたURLを入力します
  • OAuth ClientID (任意):
    • 外部クライアントアプリケーションのコンシューマー鍵を入力します
  • OAuthクライアントシークレット (任意):
    • 外部クライアントアプリケーションのコンシューマーの秘密を入力します

追加 をクリックします。
カスタムコネクタの追加

Salesforceと接続する

カスタムコネクタを追加した時点ではSalesforceと接続されていないので、連携/連携させる をクリックします。
カスタムコネクタの連携

ブラウザのSalesforceのログイン画面に遷移するのでログインします。
アクセス許可を求められるので許可します。
アクセス許可

Claude.app を開きますか?というモーダルが表示されるので、Claude.app を開く をクリックします。
Claude.appの許可

Claude Desktopに遷移して各ツールが表示されたら接続成功です。
sobject-readsのツール

動作確認

チャットから下記プロンプトを実行します。

Salesforce Hosted MCP Serverを使ってログインしているユーザー情報を取得して

ユーザー情報が取得できました。
ユーザー情報取得

次にオブジェクトのレコードを取得するために下記プロンプトを実行します。

Accountオブジェクトのレコードを5件取得して

最初はListRecentSobjectRecordsツールを使用し、次にsoqlQueryツールを使用してレコードを取得できました。
レコード取得

各ツールが動作してSalesforceのデータを取得できることが確認できました。
また、今回設定したカスタムコネクタはブラウザ版のclaude.aiからも使用が可能です。

まとめ

ベータ版では動作の不安定さやコネクタのインストールが必要な点などに不満を感じていましたが、GA版ではそれらが解消された上にSalesforceの設定画面から各MCPサーバーの管理ができるなどかなり使い勝手がよくなりました。
弊社環境でもまずは参照系のツールから使用可能な状態にし、Claude Desktopからの活用を模索していこうと思います。

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