
GitHub CertificationsのMicrosoft Learn/ピアソンVUEでの申し込み方法
GitHubの資格試験は、従来は GitHub で認証し PSI で受験するスキームで提供されていましたが、2025年7月1日から、Microsoft Learnで認証し、ピアソンVUE で受験するスキームに変わりました。
※ https://examregistration.github.com/overview から
この新しい申込み方法について、紹介します。
重要なポイント
- 2025年7月からGitHub資格試験は
- 認証
- GitHubからMicrosoft Learnに移行
- Microsoft Learnでの認証には組織(職場/学校)AADアカウントではなく 個人のMSAアカウント を利用
- テストセンター
- PSIからピアソンVUEに移行
- 認証
- 試験スケジュール時に、一度ピアソンVUEのサイトに遷移してしまえば、そこから先は、AWSなど他のベンダーのピアソンVUE試験と同じフローに合流
Microsoft Learnで認証する
Microsoft Learn のGitHub認定試験一覧に遷移し、「ログイン」ボタンから個人のMSA アカウントで認証しましょう。
サイトには以下の記述があります。
個人の MSA アカウントを使用して試験に登録することを強くお勧めします。
組織 (職場/学校) AAD アカウントで登録した場合は、組織を離れると試験記録が失われ、復旧することができません。
「GitHub Foundations/GitHubの基礎」を申し込んでみる
試しに「GitHubの基礎(GitHub Foundations)」の試験を申し込んでみます。
資格試験一覧から「GitHubの基礎」を選択します。
試験ページ内の 「試験のスケジュール設定」 からピアソンVUE向けに個人情報を入力し、一度ピアソンVUEのサイトに遷移してしまえば、そこから先は、他のベンダーのピアソンVUE試験と同じフローに合流します。
基本的に迷うことはないはずですが、大事なポイントだけ補足します。
住所入力時の注意点
ピアソンVUE遷移時に個人情報を入力します。
テキストボックスエリアの「住所」や「都市」に日本語を入力すると、以下のエラーが発生しました。
- 住所 1 に \ または " を含めることはできません。
- 都市 に \ または " を含めることはできません。
回避策として、英語(英数字)で住所を入力 しました。
受験形式
ピアソンVUEでは受験形式をテストセンターとオンラインで選択できます。
私の場合は、環境依存の問題に悩んだり、リフレッシュする意味もかねて、いつもテストセンターで受験しています。
言語選択
2025年7月時点で、5種類全ての試験は 日本語を含む 以下の5言語で提供されています
- 英語
- 日本語
- 韓国語
- スペイン語
- ポルトガル語
試験会場の選択
住所をもとに、最寄りの試験会場を選びます。複数の選択肢がある場合は、スケジュールの兼ね合いも考慮して決めるとよいでしょう。
PSIからピアソンVUEになったことで、多くの人にとって、試験会場の選択肢が増えたはずです。
福岡市内だと、「博多駅西口テストセンター」がお気に入りです。旧オフィスからは徒歩数分でした。
演習テストを割安で購入可能
MeasureUpが提供する30日利用可能なMicrosoft演習テストを安く利用することもできます。
まとめ
2025年7月1日からGitHubの資格はMicrosoft Learnで認証し、ピアソンVUEテストセンターで受験する運用に移行されました。
Microsoft Learnでの認証では、組織(職場/学校)AADアカウントではなく個人のMSAアカウントの利用が推奨されています。
テストセンターがPSIからピアソンVUEに変わったことで、多くの人にとって、試験会場の選択肢が大幅に増えて、受験しやすくなったのではないかと思います。
GitHubの資格試験は初心者向け(Foundations)、開発者向け(Actions/Copilot)、管理者向け(GHAS/Administration)と幅広く提供されています。
自分にあった資格の取得に、ぜひチャレンジしてみてください。