Amazon EventBridgeからDatadog Eventを送信する

Amazon EventBridgeからDatadog Eventを送信する

Amazon EventBridgeからDatadog eventsを送信してみました。EventBridgeのAPI DestnationとしてDatadog Events APIを登録します。
Clock Icon2021.11.29

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

Amazon EventBridge(以下EventBridge) ではEvent イベントソースとしてDatadogからイベントを受信できますが、同様にEventBridge側からDatadogへイベントを送信することもできます。API destination partners Datadog には設定の概要が記載されているのですが、実際に設定してみた例が見つからなかったので試した内容を記事にしてみます。

設定例

DatadogへのEventBridgeのAPI DestnationとしてDatadog の Events APIを登録します。作成したAPI Destnationにイベントを送信するルールを作成してDatadogへイベントを送信します。

前準備

Datadog APIのAPIキーを取得しておきます。詳細はDatadog APIのAuthenticationを参照してください。取得したAPIキーは/validate エンドポイントで検証しておくとこの後の設定で問題が起きたときのと切り分けに役立ちます。

API Destnationの作成

API Destnationを作成します。以下は固有の設定値だけピックアップしています。

  • API送信先エンドポイント: https://api.datadoghq.com/api/v1/events
  • HTTP メソッド: POST
  • 接続の認証タイプ: APIキー
  • APIキー名と値: DD-API-KEY / 取得したAPIキー

Ruleの作成

ルールを作成します。

イベントの送信先として先ほど作成したAPI Destnationを選択します。イベントの詳細にはAPIのリクエストボディを設定します。この例では入力トランスフォーマーでキーのマッピングをしています。

動作確認: イベント送信

ここまで設定したらイベントを送信して動作確認してみます。Datadogのダッシュボードでイベントを確認できます。

まとめ

Amazon EventBridgeからDatadogへイベントを送信できました。Datadogで情報を集約、通知のチャネル設定を行いたい場合には設定してみてもいいかと思います。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.