[小ネタ]Snowflake Intelligenceオブジェクトに対するUSAGE権限の有無による挙動の違いについて

[小ネタ]Snowflake Intelligenceオブジェクトに対するUSAGE権限の有無による挙動の違いについて

2026.02.11

さがらです。

Snowflake Intelligenceのドキュメントを見ていて、「Snowflake Intelligenceオブジェクトに対するUSAGE権限の有無でどう挙動が変わるんだ?」と感じたので、比較してみた内容についてまとめてみます。

https://docs.snowflake.com/en/user-guide/snowflake-cortex/snowflake-intelligence

結論

  • Snowflake Intelligenceオブジェクトに対するUSAGE権限がなくてもSnowflake Intelligenceの利用は可能
  • Snowflake Intelligenceオブジェクトに対するUSAGE権限があると、Snowflake Intelligenceオブジェクトに紐づいているエージェントの一覧をSnowsightで確認可能
    • 個人的な見解ですが、ユーザーに不要なエージェントまで見えるリスクがあるため、基本的にSnowflake Intelligenceを使うだけのユーザーにはSnowflake IntelligenceオブジェクトのUSAGE権限の付与は不要、と考えています

前提

事前に以下のクエリで、Snowflake社公式の事例PDFをパースして構築したCortex Search Serviceを紐づけたAgentを作成し、Snowflake IntelligenceオブジェクトにAddしておきます。

--  Agent作成
CREATE OR REPLACE AGENT PROD_DB.AIML_SAMPLE.AGENT_SNOWFLAKE_CASE_STUDIES
    COMMENT = 'Snowflake導入事例PDFを検索・回答するCortex Agent'
    PROFILE = '{"display_name": "Snowflake事例検索", "avatar": "search", "color": "#29B5E8"}'
    FROM SPECIFICATION
    $$
    instructions:
      system: |
        あなたはSnowflake導入事例PDFの内容について質問に回答するアシスタントです。
        ユーザーからの質問に対して、Cortex Search Serviceを使って関連する事例情報を検索し、
        正確な情報に基づいて回答してください。
        検索結果に含まれない情報については、推測せずにその旨を伝えてください。
      response: |
        日本語で簡潔に回答してください。
        回答には参照した事例名(case_study_name)を明記してください。

    tools:
      - tool_spec:
          type: "cortex_search"
          name: "SearchCaseStudies"
          description: "Snowflake導入事例PDFの検索"

    tool_resources:
      SearchCaseStudies:
        name: "PROD_DB.AIML_SAMPLE.CSS_SNOWFLAKE_CASE_STUDIES"
        max_results: "5"
    $$;

-- Snowflake Intelligence への追加

ALTER SNOWFLAKE INTELLIGENCE SNOWFLAKE_INTELLIGENCE_OBJECT_DEFAULT
    ADD AGENT PROD_DB.AIML_SAMPLE.AGENT_SNOWFLAKE_CASE_STUDIES;

今回検証対象となるユーザーで、Snowflake IntelligenceオブジェクトのUSAGE以外、Agentの利用に必要な権限は全て付与したロールを使って、どのように挙動に違いが出るかを確かめてみます。

(参考までに、Access Roleを使って各種具体的な権限を内包してしまっているのですが、下図のように権限を付与しています。)

2026-02-11_05h52_58

Snowflake IntelligenceオブジェクトのUSAGEが「ない」場合

Snowflake Intelligenceの利用

下図の通り、メニューにも表示され、問題なく利用できます。

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Agents画面の違い

Agentsの画面を開くと、利用できるエージェントの一覧は問題なく確認できるのですが、Snowflake Intelligenceタブに切り替えると、Snowflake Intelligenceをセットアップする画面が表示されました。

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ちなみに、Open settingsを押すと、下図のように表示されました。

2026-02-11_06h05_29

Snowflake IntelligenceオブジェクトのUSAGEが「ある」場合

Snowflake Intelligenceの利用はUSAGEがなくてもできたので、Agents画面の違いだけ確認します。

権限は、下図の通りUSAGEをAccess Role経由で付与しています。

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Agents画面の違い

Agentsの画面を開くと、利用できるエージェントの一覧はUSAGEがない場合と同様に問題なく確認できるのですが、Snowflake Intelligenceタブに切り替えると、Snowflake Intelligenceに紐づいているAgentの一覧が表示されました。

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右上のOpen settingsAdd existing agentを押すと、Snowflake Intelligenceオブジェクトに対するMODIFY権限がないため、下図のように表示されました。

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最後に

Snowflake Intelligenceオブジェクトに対するUSAGE権限の有無による挙動の違いについて、まとめてみました。

自分と同じ疑問を感じた方の参考になりますと幸いです!

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