[小ネタ]SnowflakeのGUI画面Snowsightでのロール切替時の表示順について

[小ネタ]SnowflakeのGUI画面Snowsightでのロール切替時の表示順について

Clock Icon2025.03.06

さがらです。

小ネタなのですが、SnowflakeのGUI画面Snowsightでのロール切替時の表示順について、私も知らなかったことがあったのでまとめてみます。

※注意事項:2025年3月6日時点のSnowsightのUIを元にしています。SnowsightのUIはアップデートが入ることがありますので、ご注意ください。

Snowsightでのロール切替時の表示順

早速結論ですが、以下の順番で表示されます。

  • 現在アクティブなロール
  • 「ログインしているユーザーに直接GRANTされたロール」のアルファベット順
    • アイコンにマウスオーバーするとGranted Roleと表示される
  • 「ログインしているユーザーに直接GRANTされたロールに対して、GRANTされたロール」のアルファベット順
    • アイコンにマウスオーバーするとInherited Roleと表示される

2025-03-06_10h39_11

2025-03-06_10h39_42

この表示順を考慮すると、以下の点に注意してロール設計をする必要があると感じました。

  • Functional RoleとAccess Roleと分けた場合に、Access Roleはユーザーに直接GRANTするロールではないため、自然と下位にまとまって表示される
    • Access RoleにはDatabase Roleを使うとSnowsightでの表示ロールの数を抑えられるテクニックがありますが、下位にまとまって表示されるならばAccess RoleをCustom Roleで作成しても影響が最小限となる
    • Access Roleには_のようなprefixをつけることで、よりAccess Roleであることを明示的に出来る
  • 一方で、SYSADMINなどはACCOUNTADMINをユーザーにGRANT済みだとInherited Roleとなってしまい下部に表示されてしまうため、表示順で上位に表示させたい場合にはACCOUNTADMINをGRANT済みであっても、SYSADMINなどをユーザーにGRANTさせる必要がある

最後に

非常に簡素なブログなのですが、SnowflakeのGUI画面Snowsightでのロール切替時の表示順についてまとめてみました。

この表示順を考慮したロールの命名規則をつけてあげると、より使いやすいSnowflake環境になると思います!

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