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[レポート]Snowflake Data for Breakfast Tokyo 2026 KEYNOTE #DataForBreakfast #Snowflake
2026.03.17
かわばたです。
2026年3月17日に、「Data for Breakfast Tokyo 2026」が開催されました。
本記事はKEYNOTEのレポートブログとなります。
登壇者

- 浮田 竜路 氏
- Snowflake合同会社 社長執行役員

- クリスチャン・クライナマン 氏
- Snowflake Inc. プロダクト担当上席副社長 (EVP)

- 田中 翔 氏
- Snowflake合同会社 Developer Relations Lead Developer Advocate
浮田 竜路氏よりオープニング


- AIの流れが非常に激しくなっており、検索する時代から相談する時代へと移行している
- 企業ではエージェンティックAIやAIエージェントの部分導入、PoCを進めながら社内活用を検討している
- セキュリティとガバナンスを最初に考える必要がある
- AIを全社的に導入した企業では、パフォーマンス低下や応答品質の課題が出るケースもある

- AIエージェントが乱立する中で、オブザーバビリティも必要
- 「データ戦略なくしてAI戦略なし」がSnowflakeのメッセージ
Snowflake Intelligenceの活用


- 昨年12月に発表した会話型エージェント「Snowflake Intelligence」
- Snowflake社内では、週あたり3万件以上の問い合わせが行われていると紹介された
- 営業担当がセールスオペレーションに詳細を聞くような場面で活用されている
クリスチャン・クライナマン氏から

AIで成果を出すために待つべきではない


- AIはすでに成果を生み出している
- AstraZenecaでは創薬や薬剤試験のプロセスが加速
- NissanはAIを活用して製品提供までの期間を2か月以上短縮
AI活用の障壁

- AIそのものの課題:汎用的なAIは幻覚を起こし、誤った結果を返すことがある。自社の文脈とデータを結びつける必要がある
- データの断片化:Snowflakeは12年前の創業以来、データサイロをなくすことを使命としてきた
Snowflakeの特性

- 使いやすさ:ビジネス成果をより早く出せる
- 接続性:組織全体をつなぐ
- 信頼性:データが失われない、壊れない、障害が起きても継続して利用できる
田中 翔氏からデモンストレーション
デモ1:Snowflake Intelligence

- 日本語で「過去30日間の月次成長率上位5つのアカウントを表示してください」と入力
- AIが日本語の意味を理解し、テキストからSQLへ変換し、データを抽出
- 結果をグラフとして可視化も可能
- 単なる集計結果だけでなく、分析の示唆や戦略案まで提示
AI Data Cloud


- Snowflakeはデータのライフサイクル全体を支援する統合プラットフォームを提供
- データの取り込み、生成、変換、分析、最終的な利用までをカバー
- 世界中で1万を超えるお客様が利用
- Amazon、Microsoft、Googleなど複数のクラウド上で51のリージョンに展開
ビジネスロジックと文脈


- Snowflakeは、業界最先端のAIモデルにアクセスできる環境を提供する
- 例として、Anthropic、OpenAI、Mistralや各種オープンモデルが挙げられた
パートナー連携

- SAP、ServiceNow、Workday、Palantirといった企業との連携を発表
- SAP Business Data CloudとSnowflakeの連携により、SAPデータを分析用に活用可能
Cortex Codeの一般提供開始

- データ管理におけるコーディング支援ツール
- 本来4週間かかる作業が2、3時間で終わる事例も
- ガバナンス設定、パイプライン作成、データ修正、データへの質問などで活用
再び田中 翔氏からデモンストレーション
デモ2:GTM Agent Blueprint
新しい企業のIcebergデータをエージェントに取り込むデモを実施

データガバナンスの実装

- AWS上のIcebergデータを読み込み
- マスキングポリシーの作成(名前をアスタリスクで隠す、メールアドレスの@より前を隠す)
- Dynamic Tableを使って新しいデータにも自動的にガバナンスを適用
Cortex Codeの活用

- 自然言語からSQLを生成
- AI_REDACT関数を使い、個人情報を自動検知してマスキング
Semantic Viewの設定

- Cortex Analyst用のSemantic Viewを設定
- YAMLファイルでテーブル名、カラム定義、数値か文字列か、カラムの意味を記述
結果

- Snowflake Intelligence画面から新しく追加したデータにアクセス可能
- 顧客名は匿名化、メールアドレスも適切にマスキング
- ガバナンスを保ちながら新しい企業のIcebergデータをすぐにエージェントへ連携

- SnowflakeはLLMの活用やデータソース管理、エージェント構築をフルマネージドで進めやすい
再びクリスチャン・クライナマン氏から
新しい製品機能
Snowflake Postgres

- 先月一般提供開始
- アプリケーションやエージェント構築において、高速なトランザクションデータベースが必要なユースケースに対応
Observe(買収)

- インフラ管理ツールのデータを取り込み、状況を理解できるようにする
- コードやアプリケーションのオブザーバビリティを支援
AIで成果を出すための3つのステップ


Snowflakeの3つの特性
- 使いやすく、素早く成果を出せること
- 人とデータをつなぐ接続性があること
- 信頼できる選択肢であること

- 基盤となるデータをモダナイズすること
- そのデータをAI対応の状態にすること
- エージェントを構築すること
所感
AIの活用において「データ戦略なくしてAI戦略なし」というメッセージが印象的でした。
やはり必要な部分はデータ基盤のモダナイズ化とセマンティックレイヤーの整備は必要な要素であると感じました。
モデル自体は日々進化しているので、AIを活用していくためにも元となるデータの整備が大事だと思います。
Snowflakeはガバナンスを保ちながらも迅速にデータを活用できる点が、企業のAI導入を加速させるツールとして鍵になると思いました。
この記事が何かの参考になれば幸いです!







