Sophos Centralの通知メールアドレスを変更してみた
Sophos Centralを使うと、Sophos Server Protectionなどの設定をクラウドで一括管理できます。
初期設定では、ウイルス発見時などに初期ユーザーにメールが送信されます。
本記事では、初期ユーザーの通知先の変更と閲覧専用のユーザーの作成方法をご紹介します。
運用を外部委託するようなケースでは、閲覧専用のユーザーを作成することでウイルス発見時の1次対応を依頼できるかと思います。
初期ユーザーの確認と通知先の変更
Sopohs Centralに登録すると、初期ユーザーが作成されます。
初期ユーザーは「スーパー管理者ロール」が設定されています。スーパー管理者は、すべてに対してフルアクセス権限を持ちます。
以下の例では、abe kokiユーザーが初期ユーザーで、「スーパー管理者ロール」を持ちます。
初期ユーザーのメールアドレスを変更します。
ユーザーを選択し、"編集"を選択すると、メールアドレスの欄はグレーアウトされており、編集できません。
変更は後述の別の場所から行います。
アカウント名>アカウントの詳細>ユーザー情報にて、新しいメールアドレスを入力し、保存します。
確認用のメールアドレスが送信されるので、VERIFICATION Linkを開きます。
左メニューからユーザーとグループを確認すると、変更したメールアドレスが表示されます。
また、アラートは変更したアドレスに通知されます。
通知ユーザーの作成
閲覧権限のみ持つユーザーを作成します。
ユーザーとグループから、ユーザーを追加します。
閲覧専用を選択し、ユーザーを作成します。
ウイルス発見時には、閲覧専用のユーザーにも通知されます。
権限の詳細はSophos Central Admin 管理者ロールをご覧ください。
おわりに
Sophos Centralの初期ユーザーの通知先の変更、通知ユーザーの作成方法を紹介しました。
構築時には仮のメールアドレスを入力する事はよくありますが、この記事を参考に運用にあったアドレスに変更してみてください。