SORACOM Conference 2016 “Discovery” レポート – A2 AWSクラウドから産まれたSORACOM、そしてSORACOMが創るIoTの未来 #scd2016a #soracom
はじめに
t.hondaです。昨日、東京の西新宿にて行われたSORACOMのカンファレンス「SORACOM Conference 2016 "Discovery"」のレポートです。
SORACOM Conference 2016 "Discovery"
このエントリではA2トラック「AWSクラウドから産まれたSORACOM、そしてSORACOMが創るIoTの未来」の中で、私が特に気になったポイントを箇条書きで書きたいと思います。スピーカーはアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 マーケティング本部 本部長 小島 英揮 氏 でした。
レポート
全体について
「ビジネススピードの重要性」について強調されておりました。以下の内容も、このことを踏まえてのことが多いように思えます。
Amazonのサービスの例
以下のサービスを例示されていました。
- Amazon Dash ・・・ ボタン1つで洗剤の購入が可能
- Amazon Echo ・・・ 音声による(Uberへの)注文など
- Amazon DRS ・・・ 機械に組み込み消耗品を自動的に発注
AWSが変えたもの
- 「数クリックでインフラを調達」
- マネージメントコンソール上での操作の実例
- 「必要な時に、必要なITリソースを『すぐに』確保」
IoTやビッグデータ処理に対応した新サービス群
- Amazon Import/Export Snowball
- AWS IoT
- AWS IoT Button
Amazonの小売のDNA
- 「10年で50回を超える値下げ」
IoT+リアルタイム+ビッグデータの例
- スシロー様の例を紹介
SORACOM Air
- IoT/M2M向け
- APIで一括操作
- クラウド対応
- 少ない初期投資
SORACOMで出来たこと
- 低コスト、プログラマブルなIoT向け通信を可能に
- インターネット回線を使わずに「直結」可能に
- IoTのバックエンドに必要な機能をAWSが提供している
- SORACOMとAWSが、IoT構築プラットフォームの現実解
まとめ
SORACOM・AWSとも、低コスト・プログラマブルという特徴を持っている事が印象的でした。また「ビジネススピード」という点でも、両者とも次々と新しいサービスを発表しております。SORACOM・AWSの組み合わせはIoTを構築するプラットフォームとして非常に魅力的だと思います。是非、この機会にチェックしてみてください。