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SORACOM Airのスピードテストをしてみた。

2015.09.30

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はじめに

AWSチームの鈴木です。

SORACOM Air、 s1.fast, s1.standard, s1.slow, s1.minimum と回線速度をユーザコンソールで変更する事が可能です。

soracom-air-speedtest-02

今回、SORACOM AirのSIMを取り付けたスマートフォン(Android4.4)を利用して、 3G回線のスピードテストを実施する事ができましたので、その結果を紹介します。

ベンチマーク環境

利用サイト

BNRスピードテスト 画像読み込み版を利用しました。

測定端末

  • Freetel nico(Android 4.4 (KitKat), 3G MODEL)

測定場所

  • 東京ビックサイト

soracom-air-speedtest-01

結果

Download (インターネット→端末)

s1.fast

soracom-air-00-s1-first-dl

s1.standard

soracom-air-00-s1-std-dl

s1.slow

soracom-air-00-s1-slow-dl

s1.minimum

soracom-air-00-s1-mini-dl

Upload (端末→インターネット)

s1.fast

soracom-air-01-s1-first-up

s1.standard

soracom-air-01-s1-standard-up

s1.slow

soracom-air-01-s1-slow-up

s1.minimum

soracom-air-01-s1-mini-up

まとめ

速度クラス 公称帯域 実測速度(DL) 実測速度(UL) 1MB利用料金(上り・下り)
s1.minimum 32kbps 30.24kbps 22.42kbps 0.2 円・0.6 円
s1.slow 128kbps 118.99kbps 78.56kbps 0.22 円・0.7 円
s1.standard 512kbps 462.47kbps 258.44kbps 0.24 円・0.8 円
s1.fast 2Mbps 1.36Mbps 366.55kbps 0.3 円・1 円

測定回数は1回ですが、優秀な帯域管理が実施されている事が伺える結果でした。

今回、SORACOM Airの速度クラスを変更しながらスピードテストを行いましたが、 Webコンソールの変更内容が即時に反映されている事が確認できました。

必要なリソースを必要なだけ、クラウドらしい利用が可能となるSORACOM Air。 その活用方法について、これからも探っていきたいと思います。