
Sphinxでドキュメントの最終更新日を表示する
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Sphinxは、文章作成ツールのひとつです。 ソースコードの関数コメントからAPIドキュメントを作成したり、reStructuredText形式のテキストドキュメントから、HTMLファイルを作成できます。 拡張機能を利用すれば、Markdown形式のテキストドキュメントも扱えます。
今回は、ドキュメンの最終更新日を表示してみます。
おすすめの方
- Sphinxでドキュメントの最終更新日を表示したい方
注意
Sphinxで利用するテーマによっては、本記事の内容で最終更新日が表示されない場合があります。
| 組み込みテーマ名 | 最終更新日が表示される | 
|---|---|
| alabaster | x | 
| classic | o | 
| sphinxdoc | o | 
| scrolls | o | 
| agogo | o | 
| traditional | o | 
| nature | o | 
| haiku | o | 
| pyramid | o | 
| bizstyle | o | 
Sphinxを使う準備をする
Sphinxを導入する
公式の手順に従って、導入します。
適当なプロジェクトを作成する
公式の手順に従って、適当なプロジェクトを作成します。
sphinx-quickstart docs
テーマを変更する
デフォルトテーマの「alabaster」は、本記事の方法で最終更新日が表示されません。そのため、他のテーマに変更します。
html_theme = "classic"
ビルドする
HTMLサイトをビルドします。
cd docs make html
ビルド後は、下記のファイルを開いて、確認します。
open build/html/index.html

ドキュメントの最終更新日を表示する
conf.pyに設定を追加する
conf.pyに次の設定を追加します。
- html_last_updated_fmt
html_last_updated_fmt = "%Y/%m/%d"
ビルドして結果を確認する
HTMLサイトをビルドします。
cd docs make html
最終更新日が表示されました(画像は小さいですが、拡大すると見れます)。

なお、テーマによっては、最終更新日が表示されない場合があります。 組み込みテーマについては、本記事の上部に記載したとおりです。
組み込みテーマの様子
alabaster: 最終更新日は表示されない

classic: 最終更新日は表示される

sphinxdoc: 最終更新日は表示される

scrolls: 最終更新日は表示される

agogo: 最終更新日は表示される

traditional: 最終更新日は表示される

nature: 最終更新日は表示される

haiku: 最終更新日は表示される

pyramid: 最終更新日は表示される

bizstyle: 最終更新日は表示される

さいごに
Sphinxで最終更新日を表示してみました。 参考になれば幸いです。











