StripeのCheckoutセッションで、商品ごとに税金を設定する
StripeのCheckoutセッションを作成するとき、商品ごとに税金を設定してみました。
StripeのCheckoutセッションでは、簡単に支払画面を作成できます。 実際の商品を扱う場合には税金が必要なので、試してみました。
本記事では、Stripeの税金計算の方法のうち、手動で設定する方法を扱います。
- Stripe Taxで税金を自動計算する
- 税金を手動で設定する
おすすめの方
- Stripe CLIで商品作成の参考を探している方
- Stripe CLIでCustomer作成の参考を探している方
- Stripe CLIで税金作成の参考を探している方
- Stripe CLIでCheckoutセッション作成の参考を探している方
カスタマーを作成する
stripe customers create \ --email="any@example.com" \ --name="カスタマー111" \ -d "preferred_locales[]"="ja-JP"
商品を作成する
stripe products create \ --name="カレーパン" \ -d "default_price_data[currency]"=JPY \ -d "default_price_data[unit_amount_decimal]"=300
stripe products create \ --name="目薬" \ -d "default_price_data[currency]"=JPY \ -d "default_price_data[unit_amount_decimal]"=1500
税金を作成する
8%と10%の消費税(外税)を作成します。内税の場合は、inclusive
をtrueにします。
stripe tax_rates create \ --display-name="消費税" \ --percentage=8 \ --country=JP \ --inclusive=false
stripe tax_rates create \ --display-name="消費税" \ --percentage=10 \ --country=JP \ --inclusive=false
※間違えてコマンド2回実行しました……。
税金を指定して、Checkoutセッションを作成する(インボイスあり)
Checkoutセッションを作成するとき、商品ごとに税金を指定します。
stripe checkout sessions create \ --mode=payment \ -d "payment_method_types[0]"="card" \ -d "invoice_creation[enabled]"=true \ -d "invoice_creation[invoice_data][custom_fields][0][name]"="カスタムフィールド名1" \ -d "invoice_creation[invoice_data][custom_fields][0][value]"="カスタムフィールド値1" \ -d "invoice_creation[invoice_data][description]"="this is description" \ -d "line_items[0][price]"=price_1NH36HHkjjhQpTMOkDmL8i2h \ -d "line_items[0][quantity]"=3 \ -d "line_items[0][tax_rates][0]"="txr_1NH36rHkjjhQpTMOUnAF9VAR" \ -d "line_items[1][price]"=price_1NH36RHkjjhQpTMOBzlQcSv3 \ -d "line_items[1][quantity]"=1 \ -d "line_items[1][tax_rates][0]"="txr_1NH2vtHkjjhQpTMOsK6KYO4N" \ --customer=cus_O393ZoG0U5k0Az \ --success-url="https://example.com" \ --cancel-url="https://example.com"
支払いURLにアクセスすると、消費税を含めた料金が表示されました。
領収書にも、バッチリ表示されています。
さいごに
StripeのCheckoutセッションを作成するとき、商品ごとに税金を設定してみました。 どなたかの参考になれば幸いです。