Stripeのインボイスで、支払い期日を超えた場合の動作を試してみた
Stripeでインボイスを作成するとき、支払い期日を設定します。 この期日を超えた場合の動作が気になったので、試してみました。
おすすめの方
- Stripeのインボイスで支払い期日を超えた場合の動作を知りたい方
支払い期日が当日のインボイスを作成する
6/15の21時頃に「支払い期日が6/15のインボイス」をいくつか作成しました。
支払い期日は3時間後となっています。日本時間のようですね。
支払画面には、「本日期日」の表示がありました。
カスタマーポータルでは、未払いのインボイスが表示されています。
日付が変わるまで待って、いろいろな動作を確認する
6/16の0時過ぎに、開きっぱなしの支払い画面で支払いを実行してみる
期日を超えても支払いができました。
請求書や領収書は、支払期日が6/15で、支払日が6/16になっています。
6/16の0時過ぎに、開きっぱなしの支払い画面をF5更新してみる
支払画面が表示されました。ただし、「期日経過」の表示があります。
6/16の0時過ぎに、支払いURLにアクセスしてみる
F5更新と同じ動作です。
6/16の0時過ぎに、Stripeダッシュボードでインボイスの状態を確認する
インボイスは「オープン」のままで、「期日経過」の表示があります。
イベントの様子を確認する
新しいインボイスのイベントはありません。つまり、期日経過した旨のイベントはありません。
6/16の0時過ぎに、カスタマーポータルを確認する
カスタマーポータルでは、期日経過した未払いが表示されています。 インボイスの履歴にも期日経過したインボイスがあります。
それぞれにアクセスすると、インボイスの支払画面(期日経過)が表示されました。
Stripeのドキュメントを確認する
Stripeのドキュメントを確認すると、「期日を過ぎたら支払いできないよ」とは記載されていません。
期日を過ぎたときの「インボイスを無効にするのか?」「一定の猶予期間を設けるのか?」「リマインダーメールを送信するのか?」などの制御は、Stripeを使う我々で行う必要がある、ということですね。
Stripeでは、請求書の期日から「30 or 60 or 90日」が経過したとき、インボイスのステータスを「現状のまま or 回収不可にする」にするかの設定ができます。 (類似の設定項目も他にあります)
- https://dashboard.stripe.com/settings/billing/automatic
さいごに
インボイスの期日を超えた場合の動作を確認しました。期日はユーザに提示するものであり、期日を超えた際の扱いは、明示的に処理する必要があることが分かりました。 どなたかの参考になれば幸いです。