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Twilioのショートコードについてまとめてみた
こんにちは、昴です。
今回はよくある質問の1つ、Twilioのショートコードについてまとめてみました。
はじめに
Twilioでは購入した電話番号を使用してSMSを利用することができます。その中でショートコードとは何なのか、日本番号や国際番号を使用してのSMSとは何が違うのかをまとめていきます。
ショートコード
ショートコード(Twilio Short Code SMS)とは、”0005”で始まる10桁の共通番号で国内の4つの携帯通信事業者の各携帯電話およびスマートフォンとの双方向SMSを可能にするサービスです。ショートコードは国際番号や日本番号といったロングコードとは異なる特徴を持っており、1つずつ見ていきます。
特徴
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SMSの送受信
次にショートコードの特徴について見ていきます。
まず一番重要な特徴としてあげられるのはSMSの送受信が行える点です。国際番号でのSMS受信は日本キャリアにてブロックされる可能性などがあるため、国際番号でのSMS受信は非推奨とされています。 -
スループット
通常ロングコード(国際番号)ではショートコードでは1秒当たり100通送信できるため、マーケティングキャンペーンなどの大量のメッセージを素早く送ることができます。 -
キャリア認証
ショートコードはコンソールで自身で購入することができず、使用するには申請が必要になります。しかし、ショートコードはキャリアによって事前に承認されるためスパムとしてフィルターされる可能性が低くなります。そのためロングコードでの受信者への到達率が懸念される場合には、ショートコードにすることでより受信者に届く可能性を高めることができます。 -
価格
TwilioのSMS利用は基本的に国際番号となります。そのためショートコードを使用した場合の方が価格が高くなります。詳しい利用料などについてはお気軽にお問い合わせください。
比較
次にロングコード(SMSを利用する際の10桁の番号)との比較について見ていきます。ロングコードはSMSを送信する際の国際番号や日本番号(090-XXXX-XXXX、0120-XXXX-XXXXなど)を指します。その簡易的な比較が下記になります。
まずSMSの受信者側での見え方が異なります。国際番号や日本番号とは異なり、ショートコードでは0005から始まる10桁の番号になります。続いて、送信については全て対応していますが、受信については基本的にショートコードのみが対応しています。またキャリア認証が必要なため、即時利用はできませんが、その分到達率はキャリア認証をしている番号が高い傾向があります。
まとめ
今回はTwilioのショートコードについてまとめてみました。ショートコードを使用するかロングコード(国際番号や日本番号など)を使用するかは用途によって変わってきます。
TwilioでSMSを利用する際に本ブログが少しでも参考になれば幸いです。