Zendesk SellでGoogleカレンダーと同期してみた

Zendesk SellとGoogleカレンダーの同期についてまとめました。
2023.03.22

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こんにちは、昴です。
今回はZendesk SellとGoogleカレンダーの同期の方法やその注意事項などについて見ていきます。

はじめに

Zendesk Sellでは既存のGoogleアカウントのカレンダーと同期し、Zendesk Sellのカレンダー上でGoogleカレンダーのスケジュールを表示、編集、削除することができます。 また逆も可能で、Googleカレンダー上でSellのカレンダーのスケジュールを表示、編集、削除することができます。
それでは実際の設定画面から説明していきます。

Googleカレンダーの設定

まず同期する前のSellのカレンダーを見ておきます。

現状、3/21の「打ち合わせ(仮)10:00~」のみがスケジュールにあります。 この状態からGoogleカレンダーと同期していきます。

Sellのサイドバーから「設定」へ移動します。
設定からインテグレーション > カレンダーへ移動して設定を行います。

「+ Googleカレンダーを追加」を選択し、続いてSellと同期する際に使用するGoogleアカウントを選択します。 Googleアカウントを選択すると、「Zendesk Sell IntegrationがGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしています」というように許可を求められるので、「許可」をしていきます。

許可をすると次のステップは、Sellに表示されるデフォルトのカレンダーの表示名Sellに表示させたいカレンダーを設定します。 ここでのデフォルトのカレンダーはアクセスを許可したGoogleアカウントのものとなっています。 「表示名」には「Google連携カレンダー」と入力しました。 「表示するカレンダー」は表示したいカレンダーのアカウントにチェックを入れていきます。 デフォルトのアカウントには最初からチェックが入っていますね。

これでSellとGoogleカレンダーの同期は完了です。
それではSellとGoogleカレンダーが同期できているか確認します。 分かりやすくするために、Googleカレンダーの(月)~(金)の12:00~13:00で「お昼」というスケジュールを入れておきました。
Sellのサイドバーから「カレンダー」へ移動します。 すると先ほどまでのSellのカレンダーに加えて、Googleカレンダーのスケジュールが追加されていることが分かります。

反対にGoogleカレンダーを確認してみます。 3/21に「打ち合わせ(仮)」が10:00に表示されていることが確認できます。

注意点

  • Googleのセカンダリカレンダー
    GoogleカレンダーとSellを同期し、編集が可能になるのはデフォルトのカレンダーだけとなります。 設定時にセカンダリカレンダーを表示するよう選択した場合は、カレンダーのスケジュールは表示だけされます。 これは常に同期しているのではなく、GoogleカレンダーがコピーされてSellに表示されています。 Googleのセカンダリカレンダーを削除しても、Sellのカレンダーでは表示されずに残ります。

  • 同期のタイミング
    今回SellとGoogleカレンダーの同期をしたところ、同期した以降のスケジュールはSell、Googleともに反映されていましたが、それ以前のスケジュールは表示されていませんでした。 そのため、同期したタイミングよりも前のスケジュールを確認する場合はSell、Googleカレンダーそれぞれで確認する必要があります。

まとめ

今回はZendesk SellとGoogleカレンダーの同期について説明しました。 SellとGoogleそれぞれでスケジュール管理をするのは手間も時間もかかり、スケジュールの漏れが発生する可能性があるため、同期しておくと便利です。 ぜひ使ってみてください。

参考記事

Zendeskヘルプ > Sell > Sellの使い方 > タスクおよび商談予約の作成 > GoogleカレンダーとSellとの接続