neco-look導入にて英単語タイピングミス防止と関数名スペルミスによる悲劇を防ごう

編集時の入力補完にと、手軽に導入できるneco-lookを使ってみた記録となります。
2019.07.22

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

ソースコード作成時に単語のスペルミスがあった場合、特にそれが関数名で且つ非参照が多いと修正し難くなってきます。また、エディタによっては既存コードを元に補完が走ることもありますが、スペルミスしていた単語で補完が走ると取り返しがつかなくなりがちです。

vimでの入力補完にはdeoplete.vimなどの補完用プラグインがありますが、独自辞書設定が手元の環境で上手く設定が完了しない状態でした。代替策として、lookコマンドを用いたneco-lookを使っての補完を利用しています。手軽に導入が出来るため、参考記録として手順について書いてみました。

neco-look

ujihisa/neco-look: A neocomplcache plugin for English, using look command

うっかりするとneko-lookと入力しがちなプラグインです。

lookコマンドを使って表示される文字列を元に補完入力を行います。Mac/Linux環境の場合、lookコマンドそのものに特に何も設定は要らないはずです。既存ソースコードとは無関係に候補が大量に表示されるため、絞り込むためにはある程度入力が必要になってきます。

[[plugins]]
repo = 'ujihisa/neco-look'

deopleteによる補完

neovimにてリポジトリ指定だけで他に何も設定していない場合、想定している動作とならない可能性もあります。

インサートモードで有効にする場合はon_eventでの指定もしておきましょう。なお、様々な導入記事で指定されていることが多いon_ideprecatedとなっています。

以下設定の一例となります。

[[plugins]]
repo = 'Shougo/deoplete.nvim'
on_event = 'InsertEnter'
hook_source = '''
let g:deoplete#enable_at_startup = 1
let g:deoplete#enable_refresh_always = 1
'''

lookでの補完候補には[look]という表示が付きます。

まとめ

余りタイピング慣れない英単語を関数名に用いるときにはとても便利なプラグインです。既に利用されている方も大勢だとは思いますが、「未だ触ったことがない」という方の参考になればと思います。