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[iOS][Swift] UIKitをベンリにしてくれる Spring (3)
2015.06.24
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はじめに
Springは、Meng Toさんが GitHub で公開されているライブラリです。Core Animation を使ったアニメーションや、View の周りの border の調整など UIKit のアレやコレを、カンタンにしてくれます。
各種設定値を見る
前回は、どんな種類のアニメーションが実現できるかを見てきました。
今回は、大きさや座標値など、各種設定値を見て行きましょう。
各種設定値
以下のような設定値が用意されています。これらを組み合わせることで、さまざまな動きの調整をすることができます。
| 変数名 | 型 | 内容 | 初期値 |
|---|---|---|---|
| autostart | Bool | オブジェクトが生成された際自動でアニメーションを開始 | false |
| autohide | Bool | はじめに alpha 値を 0 にするか否かを設定。※試した所現在まで設定値による表示の変化を確認できていません | false |
| animation | String | アニメーションの種類を指定 | |
| force | CGFloat | 対象にかかる「力」の大きさ。例えば、この値が大きいほど伸縮が大きくなる。 | 1 |
| delay | CGFloat | アニメーションが開始されてから実際に動き出すまでの時間 | 0 |
| duration | CGFloat | 継続時間(秒) | 0.7 |
| damping | CGFloat | 振幅する動きに関わる値。小さいほど振幅する動きが大きくなる | 0.7 |
| velocity | CGFloat | 振幅の初速 | 0.7 |
| repeatCount | Float | 繰り返す回数 | 1 |
| x | CGFloat | X座標の初期値 | 0 |
| y | CGFloat | Y座標の初期値 | 0 |
| scaleX | CGFloat | 初期のX方向の倍率 | 1 |
| scaleY | CGFloat | 初期のY方向の倍率 | 1 |
| rotate | CGFloat | 回転 | 0 |
| curve | String | イージングの種類を指定 |
Springをつかったアニメーションが標準で使えるクラス
ここまで SpringView を使ってきましたが、他にも以下のクラスを利用することができます。 たとえば Storyboard で Button を置き、Custom Class として Spring Button を指定すれば良いです。
| クラス | 継承元 |
|---|---|
| SpringButton | UIButton |
| SpringImageView | UIImageView |
| SpringLabel | UILabel |
| SpringTextField | UITextField |
| SpringTextView | UITextView |
| SpringView | UIView |
次回
今回まで見てきたことを組み合わせて、少し複雑なアニメーションを実現してみます。お楽しみに!










