Eメールに添付されたファイルをFivetranでデータウェアハウスに同期する方法
4月もあっという間に終わり、明日から5月に突入ですね。
こんにちは。
データアナリティクス事業本部ソリューション部のshoです。
今回は、FivetranのEメールコネクターついてご紹介していきたいと思います。
Fivetranは、データ連携を自動化できるサービスになります。
SalesforceやGoogle Analyticsなどの170以上のデータソースからデータを抽出、ロード、変換(いわゆるELT処理)を実施することが可能です。
ファイルを取り込むこともでき、Eメールコネクターがその手法のひとつです。
Fivetran Eメールコネクターについて
Eメールコネクターは添付されたファイルをデータ同期先に連携したい場合に使用するコネクターになります。
サポートしているファイル形式は以下となっています。
- csv
- log
- json
- jsonl
- tsv
- avro
- parquet
Eメールコネクターを追加する
- Fivetranのダッシュボードからコネクタータブにアクセスし、右上の“ADD CONNECTOR”をクリックします。
- コネクターの中からEmailを選択します。
- セットアップ画面が起動するので、任意のテーブル名称を入力します。
その他、必要に応じて正規表現を使用したファイルパターンやファイルタイプを指定してください。
※初回セットアップ以降テーブルの名称は変更できないので充分ご注意ください。
詳細な設定が必要な場合は有効化の上、設定して下さい。 - テーブル名を入力するとデータを同期するための送信先が表示されます。
その送信先にファイルを添付の上、送信します。 - 送信完了後、“SAVE & TEST”をクリックします。
- 接続テストが開始し、対象のメールアドレス宛に指定のルールに基づいたファイルを受信しているか確認が実施されます。
完了したことが確認出来たら“VIEW CONNECTOR”をクリックし、セットアップが完了します。 - 最後に、“START INITIAL SYNC”をクリックし、初期同期を開始してください。
初期同期完了後、データウェアハウスにて使用状況が確認できるようになります。
添付されたファイル内のデータ項目のほかに、以下の項目がテーブルには保存されます。
- ファイル名
- ラインID
- 変更日
- ディレクトリ情報
- Fivetranの同期時刻
まとめ
今回は、FivetranのEメールコネクターについてご紹介しました。
コネクターには存在しないデータソースでもEメールにて定期的にデータをファイルとして配信できるアプリケーションの場合は、本コネクターを使用することでデータを同期することが可能です。
ぜひご活用ください。