「システム設計の謎を解く」社内読書会#1
こんにちは、たごまさゆきです。
6/21(金)の昼休みに、5月に出版された「システム設計の謎を解く」社内読書会の第1回を開催しました。
これから何回か読書会を開催し、少しずつですが読み進めていく予定です。
このシリーズではその模様をご紹介していきます。
きっかけ
一昨年、社内で「アジャイルサムライ」の読書会をやりました。
週に1回、昼休みを使って半年をかけてやったのですが、多くの参加者が集まり本を題材に議論をすることで有意義な場が作れました。
しかしアジャイルサムライを読み終わった後に次の題材をなかなか選び出すことができず、残念なことにしばらく休止状態となっていました。
また、社内でなかなか設計について話をする機会がなかったので(私が知らなかっただけかも?)、そういった場を設けることができたらいいなと思っていました。
そんななか本書がなかなか良さそうだということで、take3000と一緒に本書を題材とした読書会を企画しました。
どういう本なのか
序文で筆者はこう書いています。
「設計とは”考えること”であり、アウトプットはその一側面である。」
筆者は「考えること」をシステム設計の中核として取り上げ、まとめたかったのです。
この言葉通り、本書はどういった設計をどのように行うのか、その考え方について書かれています。
また本書のFacebookページでは、筆者の高安さんによる本書執筆の動機の投稿や、読者の書評へのリンクなどがあります。
お時間があればそちらも読んでみると参考になるかと思います。
第1回の様子
今回は若手を中心にエンジニアが6人(たご含む)、マーケター1人(take3000)、セールスアシスタント1人の合計8人が集まりました。
まずはtake3000の司会で、開催の宣言と進め方の説明です。
今回の範囲は、第1章の1.1節と1.2節です。今後もこれくらいのボリュームで進めていきます。
基本の進め方は、30分間本を読みながら気になったことを模造紙に書き出し、その後20分程度模造紙に書いた内容で参加者同士議論します。
今回は初回ということで、まずみんなが普段の業務で設計について考えていることを模造紙に書いて共有するところから始め、その後に通常通りの読書会に入りました。
みんながやっている設計の現状に対しては、「案件や関わる人によって、設計のやり方もアウトプットもバラバラだよね。」という意見が出てきました。
うんうん、なるほど。みんな設計やドキュメントの背景についての認識合わせに苦労をしているみたいです。また「設計書」に対する悩みが多いようでした。
つづいて本を読んだ後の議論では、次のような意見が出ました。
- 設計の粒度をどうしたらいいのか?
- 用語が多くて、結局なんだかよくわからん。
- そもそも設計ってやったことないんですけど・・・。
まだみんなモヤモヤしているようです。そんななか「設計自体は楽しいこと」という意見も出ました。
今回はスッキリしませんでしたが、まだ1回目ですから今後も読書会を続けながらよい「設計」についてみんなと考えていきます。
参加者みんなでシステム設計の謎を解き明かします。
今後について
週に1回、金曜日の昼休みに読書会を開催します。次回は6/28(金)を予定しています。
開催後はなるべく早めにその様子を投稿します。なにかご意見などあればコメントいただけると幸いです。
ではコンゴトモヨロシクお願いします。