[Tableau][Tips] 『場所の編集』

2016.07.21

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小ネタです。

Tableau Desktop ( 日本語版 ) で英語のデータソースを利用して記号マップを利用する場合、地域情報が認識されないケースがあります。

たとえば、Tableau Desktop をインストールすると同梱されている Sample - Superstore Subset (Excel) を例に見てみましょう。( 下記画像の「 State of Province 」 ( 州 ) カラムを使用します )

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メジャーの「緯度」と「経度」を選択して「記号マップ」を表示させて、 ディメンションの「 State of Province 」をマークにドラッグします。

tableau-tips-edit-locations001

…が、記号マップ上には何も表示されません。

そんなときに役立つのが「マップ」→「場所の編集」です。
メニューを選択するとデータが認識されていないことが分ります。

ちなみに「場所の編集」メニューは地図的役割のディメンションをマークしていないと有効になりませんので要注意です。( ど忘れしてハマりました )

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「国/地域」を「米国」にすることでデータが正しく認識されます。( 「アメリカ」ではない点に注意 )

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アメリカの州が正しくマークされたことが確認できました。

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まとめ

記号マップ利用時に地図的役割のデータが思い通りに反映されたなかったときは「場所の編集」を確認しましょう。