【GCP】Cloud Digital Leader試験を英語で受けてみた
はじめに
Google CloudのCloud Digital Leader試験を英語で受験したので以下に振り返りたいと思います。
前提
執筆時点(2024/04/11)の筆者のプロフィールは以下の通りです。
- AWS認定資格は12個取得済み
- 業務でAWSをそこそこ使う
- Google Cloud認定資格は初受験
- Google Cloudの使用経験は業務・プライベートともになし
試験の方法としては、テストセンターに出向いて受験する方法と、自宅などからオンラインで受験する方法がありますが、テストセンターでの受験を選択しました。
アカウント作成時の注意点
※2024/12/05追記:現在は同一アカウントで英語版・日本語版どちらも受験することができるようです。
試験を受けるためには初めにWebassessorのアカウントを作成する必要があります。このとき、日本語で受験する場合と英語で受験する場合で登録するページが異なるので注意してください。
Cloud Digital Leaderのページを開くと、このように「英語でも登録可能です」という文章が表示されます。英語で受験する場合はこちらのリンクをクリックします。
Cloud Digital Leader | Learn | Google Cloud
クリックすると、以下のように英語のログイン画面が表示されます。
アカウントを新規作成する場合は、ページ下部の「Don’t have an account?」にあるリンクから登録します。
リンクをクリックすると新規登録画面が表示されます。ログインIDやパスワード、メールアドレスなどは特に問題なく入力できるかと思います。
注意するのは「Legal First Name」と「Legal Last Name」です。入力欄に注意事項が書いてありますが、登録する氏名は身分証明書と一致する必要があります。もし身分証明書として日本の運転免許証を使用するなら日本語で入力します。英語のページなのでローマ字で入力しないといけないのかと思ってしまいますが、日本語でも登録できます。
私はローマ字で登録してしまったので、以下のページにあるリンクからサポートに連絡をして氏名変更をしてもらいました。
問い合わせる日時にもよると思いますが、私の場合は問い合わせてから半日程度で変更が完了し、素早い対応に安心しました。
Acceptable forms of identification - Cloud Certification Help
氏名が一致しないと本当に受験できないのかどうかはわかりませんが(テストセンターによるという情報も見かけました)、使用する身分証明書と一致させておくのが無難だと思います。
その他、英語版アカウントを作成する際の注意点は以下のブログにわかりやすくまとめられていますので、参考にしてみてください。
Google Cloud 認定試験:英語版アカウント作成時の注意事項まとめ | DevelopersIO
勉強において意識したこと
私はAWS認定をいくつか取得していることもあり、クラウドの概念やメリット、移行戦略といった基本的な部分はある程度理解しています。また、Cloud Digital Leaderは基礎的な認定資格ということもあって、各サービスの特徴や主なユースケースを理解していれば良く、細かい仕様などはおそらく問われないだろうと考えました。そのため、英語に慣れるという点を重視して勉強しました。
英語で勉強する
日本語の情報は見ずに勉強しました。使用した教材はUdemyの講座と模擬試験、公式の練習問題です。公式ドキュメントを参照するときも極力英語で読むようにしました。
公式の練習問題には試験ページのこちらからアクセスできます。
IT試験特有の表現を覚える
練習問題を解く中で問題文や選択肢に出てきて分からなかった単語や表現をメモしました。ただし、全ての分からない単語をメモしたわけではなく、ITの試験特有で問題の理解に関わってくるような単語や表現のみです。例えば「leverage API」(APIを活用する)、「data ingestion」(データ取り込み)などです。
試験当日
前述の通りアカウントの氏名変更を行った経緯があるので、受験できるかどうかが一番不安でした。結果的には運転免許証と健康保険証を確認書類として提出し、無事に受験することができました。
全50問のうち3~4問ほどキーとなる単語がわからず憶測で回答しましたが、基本的には上記の試験対策で問題なく終えることができました。
反省点
申し込んでから受験まで余裕がなかったため、どの教材で勉強すれば良いのかの情報収集が不十分でした。試験後に改めて調べたところ、公式から出ているラーニングパスが良さそうでした。
次を受験するときは勉強を始める前に情報収集をしっかりしたいと思いました。
おわりに
英語で受験するのはスリリングでした。
この記事が何かの参考になれば幸いです。