Notionデータベースのカレンダービューで「要素間の依存関係」を設定出来るようになりました #notion
Notionの新しいバージョンである「2.19」にて、Notionデータベースにおけるカレンダービュー上で「要素間の依存関係」を設定出来るようになりました!
Go to your timelines →
→ Set up ? dependencies →
→ Find blockers early, stay on track! pic.twitter.com/1lNq9XEhms— Notion (@NotionHQ) December 15, 2022
当エントリではこの機能を実際に試してみた内容を紹介します。
「カレンダビューでの要素間依存関係設定」実践
実践に際して検証用のデータを用意します。以下の形で期間の日付情報を持った非常にシンプルなものを複数件用意しました。
日付情報が指定されていると、そのデータを「タイムラインビュー」で表示することによって以下のような表現が可能となります。
任意の要素の右側にマウスカーソルを近づけていくと、以下のように矢印と白丸が現れます。この白丸をクリックすると...
依存関係設定に関する名称の入力(変更)を促される画面が起動しました。当該ビューでこの指定がなされていない場合はこの形で設定を促される形のようです。ここでは初期設定のままで[作成]押下。
これで、要素間を矢印で繋げられるようになりました!白丸クリック時と同じ操作をすることで矢印を動かせるようになり、任意の他要素の左側に繋げることが可能です。
この操作をそれぞれの要素に対して行い、以下のような設定を行ってみました。(矢印が綺麗に見えなかったので一部スケジュールを変更しちゃいました)
この状態で「テーブルビュー」を見てみます。先程依存関係を設定した部分の文言がここで出てきました。文字情報としても依存関係を表現出来ていますね。
「サブタスク」と「依存関係」の併用
同じタイミングでリリースされた「サブタスク」機能との併用は可能か試してみました。機能詳細に関してはこちらを御参照ください。
上記操作後、追加で「サブアイテム」を指定。
以下のような設定ウインドウが起動するので「新規リレーションを作成」を指定。
任意の名称を指定。
親子関係の指定を追加。併用も問題無く出来ることを確認しました。要素間の関係が複雑になってくると併用する機会も増えそうですが、これらの機能を使うことでより分かりやすく管理が出来そうですね。
まとめ
という訳で、Notionデータベース カレンダービューにおける「要素間の依存関係設定」に関する紹介でした。
本文内でも実際に試してみましたが、同じタイミングでリリースされた「サブタスク機能」と併用することで非常に便利かつ柔軟性のある活用が期待できる機能だなと実感しました。これでNotion活用も更に捗りそうですね!