[ターミナル] コマンドの履歴検索と実行
reverse-i-search
ターミナルでコマンド履歴の検索を行うには reverse-i-search を利用すると便利です。
このモードの実行キーは control + r
です。
実行
control + r
を実行すると以下の画面が表示され、履歴検索モードとなります。
この状態で文字列を入力すると、その文字列が含まれるコマンドが履歴から抽出され、入力候補として表示されます。
ここでは文字列「git」を入力してみます。
git pull というコマンドが履歴から抽出されました。
次のキー入力で様々なアクションを実行できます。
control + m
またはreturn
- コマンドを実行
control + [
またはesc
- コマンドを採用(実行はしない)
control + r
- さらに過去の履歴を検索
control + s
- 現在のコマンドより未来の履歴を検索
control + g
- 履歴検索モードの終了
control + s の設定
control + r
で履歴を遡りすぎた場合は control + s
で戻るということができますが、このキーバインドはデフォルトでは有効になっていません。(たぶん)
stty
というユーティリティで control + s
が使用されているので、こちら側を無効化してしまいます。
なお、stty の control + s
はターミナルの出力をロックするコマンドです。
以下のコマンドを実行すると現在の設定を確認できます。
$ stty -a
stop という設定に control + s
が割り当てられていることが確認できます。
これを無効化するためには以下のコマンドを実行します。
$ stty stop undef
stop が未割り当てになりました。
この設定はセッション間でしか有効にならないため、常時この状態にするために ~/.bash_profile
または ~/.bashrc
に以下の一文を書いておきましょう。
stty stop undef
さいごに
コマンド履歴の検索はとても便利です。
control + r
や control + s
を駆使して作業効率を高めましょう。
リンク
ミレニアム・ファルコン製作日記 #61
61 号 表紙
パーツ
成果
今回の作業は以下の 1 つでした。
- 上部外殻フレームを拡張する
前回の続きですね。
上部外殻フレームを取り付けました。
組立ジグもあとひとつで円形になります。
上部外殻フレームの組み立て後はどんな作業が待っているのでしょうか。
プレートも早く取り付けたいですね。
それではまた次回。
May the Force be with you!