スポンサーパートナーのサービスを紹介するシリーズ – Timescale Cloud – #Timescale #reinvent
スポンサーパートナーのサービスを見てまわる会です。
前回のPromscaleに続き、今回は同じ企業の Timescale Cloud です。
前回:
Timescaleのreinventページはこちら
Timescale Cloud
Timescale Cloudは、PostgreSQL上で構築されたリレーショナルと時系列ワークロードのためのデータベースをクラウド上で提供するマネージドサービスです。
Timescaleの主な目標は、全ての開発者が簡単に時系列データの保存、分析、構築をできるようにすること です。
※ 時系列データの例
- DevOps Monitoring
- Application Metrics
- IoT
- Financial Data
Developlerは簡単で柔軟性のあるクラウドネイティブなデータベースが必要だ という考えの上でできたサービスですね。
利点
- 簡単
ワンクリックでスタート。リソースのサイジング、故障とリカバリー、アップグレードやバージョアップグレードやバージョニング、セキュリティの心配は無用
- 拡張性
リソースのスケールアップがいつでもできる。開発/テスト環境から本番環境への移行が容易。組織内の複数のアプリケーションやユースケースをサポート。
- よく知られている
Postgresをベースにしているので、よく知られているSQLとAPIが使える。
※ PostgreSQLは世界で二番目によく使われているデータベース
- 柔軟性
計算/ストレージの切り離し。あらゆる規模と予算のユースケースに対応。リッチなクエリと複雑な分析をサポート
上記4つの要素が他のサービス群よりも優れているとのことです。
特徴
- PostgreSQLと同じように使えるが、時系列に最適化されている
- 高速
- 通常のPostgreSQLと比較して、挿入が20倍,クエリも10~100倍高速化(InfluxDBやMongoDBよりも高速)
- 大規模なスケール
- ノード毎に毎秒数百万点のデータを書き込むことができる
- リレーショナルと時系列の両方に対応
- スタックを簡素化し、時系列データと一緒にリレーショナルデータを保存できるのでより強力なアプリケーションをより迅速に構築できる
- コスト削減
- 94-97%の圧縮率でコスト削減に
- フレキシブルで使いやすい
- 設定と維持が非常に簡単、計算機とストレージを切り離して使用して費用対効果を最大化、オートスケーリング、使いやすいオペレーションセンター、VPCピアリングによるサービスへの接続、Promscaleでオブザーバビリティデータの長期保存
より詳しく知りたい場合は以下を参照。
すごいなと思ったこと
パフォーマンスやデータの取り込みの速度を犠牲にすることなくディスク容量を最大90〜95%削減できるアルゴリズムを使って圧縮しているとのことです。
まとめ
TimescaleはPostgreを使用したものなので、リレーショナルデータベースの扱いに慣れているチームであれば簡単に時系列データを取り扱うことができるようになるのではないでしょうか。 さらにクラウド版を使うことにより、インフラストラクチャの部分に集中するのではなくアプリケーションの機能に集中することが可能かと思います。 必要な分だけ料金を支払えばいい点も良いですね。
また、以前の記事に書いたPromscaleと統合ができるので、長期間のデータ保存、いろんなデータソースのデータと組み合わせてSQLで分析ができる点も大きいので、同時に使用することがベストなのではないでしょうか。