スポンサーパートナーのサービスを紹介するシリーズ – Timescale Cloud – #Timescale #reinvent

2021.12.01

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スポンサーパートナーのサービスを見てまわる会です。

前回のPromscaleに続き、今回は同じ企業の Timescale Cloud です。

前回:

Timescaleのreinventページはこちら

Timescale Cloud

Timescale Cloudは、PostgreSQL上で構築されたリレーショナルと時系列ワークロードのためのデータベースをクラウド上で提供するマネージドサービスです。

Timescaleの主な目標は、全ての開発者が簡単に時系列データの保存、分析、構築をできるようにすること です。

※ 時系列データの例

  • DevOps Monitoring
  • Application Metrics
  • IoT
  • Financial Data

Developlerは簡単で柔軟性のあるクラウドネイティブなデータベースが必要だ という考えの上でできたサービスですね。

利点

  • 簡単

ワンクリックでスタート。リソースのサイジング、故障とリカバリー、アップグレードやバージョアップグレードやバージョニング、セキュリティの心配は無用

  • 拡張性

リソースのスケールアップがいつでもできる。開発/テスト環境から本番環境への移行が容易。組織内の複数のアプリケーションやユースケースをサポート。

  • よく知られている

Postgresをベースにしているので、よく知られているSQLとAPIが使える。

PostgreSQLは世界で二番目によく使われているデータベース

  • 柔軟性

計算/ストレージの切り離し。あらゆる規模と予算のユースケースに対応。リッチなクエリと複雑な分析をサポート

上記4つの要素が他のサービス群よりも優れているとのことです。

特徴

  • PostgreSQLと同じように使えるが、時系列に最適化されている
  • 高速
    • 通常のPostgreSQLと比較して、挿入が20倍,クエリも10~100倍高速化(InfluxDBやMongoDBよりも高速)
  • 大規模なスケール
    • ノード毎に毎秒数百万点のデータを書き込むことができる
  • リレーショナルと時系列の両方に対応
    • スタックを簡素化し、時系列データと一緒にリレーショナルデータを保存できるのでより強力なアプリケーションをより迅速に構築できる
  • コスト削減
    • 94-97%の圧縮率でコスト削減に
  • フレキシブルで使いやすい
    • 設定と維持が非常に簡単、計算機とストレージを切り離して使用して費用対効果を最大化、オートスケーリング、使いやすいオペレーションセンター、VPCピアリングによるサービスへの接続、Promscaleでオブザーバビリティデータの長期保存

より詳しく知りたい場合は以下を参照。

すごいなと思ったこと

パフォーマンスやデータの取り込みの速度を犠牲にすることなくディスク容量を最大90〜95%削減できるアルゴリズムを使って圧縮しているとのことです。

まとめ

TimescaleはPostgreを使用したものなので、リレーショナルデータベースの扱いに慣れているチームであれば簡単に時系列データを取り扱うことができるようになるのではないでしょうか。 さらにクラウド版を使うことにより、インフラストラクチャの部分に集中するのではなくアプリケーションの機能に集中することが可能かと思います。 必要な分だけ料金を支払えばいい点も良いですね。

また、以前の記事に書いたPromscaleと統合ができるので、長期間のデータ保存、いろんなデータソースのデータと組み合わせてSQLで分析ができる点も大きいので、同時に使用することがベストなのではないでしょうか。