教育学視点でデベキャンでのスキルアップを紹介する~メンター伴走、アクティブラーニング~ #deviocamp

2022.10.20

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おはようございます!こんにちは!こんばんは!アノテーションのtonso-kunです!

この度、教育事業「DevelopersIO BASECAMP」(以下デベキャン)がリリースとなり、運用の部分で携わることになりましたので紹介記事をかかせていただきます!

ハイパーエンジニアへの茨の道 ※素人目線のイメージ

DXが提唱されてから約20年が経過しようとしていますが、ここ数年は特に様々な企業でリモートワークや在宅勤務がより一般的になり、一消費者としてもより幅広いITサービスに触れる機会がとても増えました。

社会や企業のDX化が近年急速化している、ということは裏方で頑張ってくださってるエンジニアの業務量や業務の幅が拡大していること、またどんどん新しい技術を学ばなければならない状況であることは自明のことと思います。。。(エンジニアの皆様いつもありがとうございます

一般ぴーぽーの私は、OSのアップデートの度にPCやスマホの新機能を使いこなすだけでも必死(というか使いこなせていない)な状況。。 比べてエンジニアの方がどんどん進化していくIT技術を深く掘り下げる、また先端技術を体得していく過程は「何たる茨の道、、、!!!」と感じております。

多様な社会を支えるためにどんどん技術は進化し、進化した技術が必要とされる一方で、エンジニアの必要要件レベルがだんだん高くなり、その種類も幅広くなってきている、またその拡大スピードがえげつない状況!ということを考えると、

  • どこで?:現場で(就職/現職/転職)、学校で、オンラインスクールで、独学で
  • どうやって?:実際の現場に入って技術に触れる、先生から学ぶ、教材から学習

という形で、技術を身に着けていく方法について慎重に考える必要がある状況なんじゃないかな、と思っています。

社会に溢れているあらゆる問題を解決していくために技術者はもっともっと必要なのに、それを担える人がいない状況。。。人でカバーできないところを支えるのがITの力のはずが、、、!!!!

と、つらつら素人が口から出しゃばっておりますが、(すみません

社会から期待をされているエンジニアの皆さんにとても憧れている非エンジニアという視点で恐縮ですが、今回プロパゲートが提案する教育事業について「非常に素敵な試みだな~」と感じている部分について記載します。

教育観点からデベキャンの素敵なところを書きます

学生時代に教育関連の研究者の端くれの端くれの端くれをやっていたので、少し教育学のお話を交えてデベキャンのいいところを記載したいと思います!

沢山あるのですが!!!今回は「メンターの伴走」「アクティブラーニング」の2点に絞って記載します!

メンターの伴走

旧ソビエト連邦の教育学者ヴィゴツキーが提唱した「発達の最近接領域」は、

既に一人でできることと、まだ自分ではできないことの間にある、一人ではできないけど、外部の助けがあればできる領域のことを指し、この領域での学習が効果的な成長・発達を促すことが期待されています。

参考:https://psycho-psycho.com/zone-of-proximal-development/

とされています。

こちらは子どもの発達に関して行われた研究結果を元に提唱されたものですが、大人に関しても同様のことが言えるのでは、と思っています。

大人になれば自分で学習方法を編み出したり、調べて答えにたどり着く、など効率的に勉強を進めることも可能ですが、 最初からサポーター(メンター)の存在がある安心感や学習の進度/深度が高まるのでは、と考えるのは易いことかと思います。

上述のように現在の社会ではITの進歩が目覚ましいため、そのスピードに合わせて何をどのように進めて良いか路頭に迷ってしまうケースや必要な情報にたどり着けないことがあるかと思います。

その場合やはり隣に支えてくれる人がいることで問題が解消するスピードが速かったり、適切なアドバイスを得ながらスキルを向上させていける可能性が大いに高まると想像します。

デベキャンにおいては隣で支えてくれるメンターがおります!!!

疑問や相談事があればメンターに質問していただくことができ、また相談サポートを務めるエンジニアがクラスメソッドグループ所属であることで、技術力が高い点も併せて安心感、スピード感を持って取り組んでいただけると思っております!

外部の助け、としてメンターの力も借りながらぜひ効果的な学習、スキルアップの向上を感じていただきたいと思います。

アクティブラーニング

アクティブラーニングの一として注目されてきているのがより古い研究で提唱された問題解決型学習(PBL)です。能動的に課題を解決していくプロセスを重要視することで、主体的・協働的に問題を発見し、解決する能力を養うことができる、という学習方法となります。

問題解決型学習(PBL) 問題解決型学習(Project Based Learning)。これは別名「課題解決型学習」とも呼ばれ、知識の暗記などのような生徒が受動的な学習ではなく、自ら問題を発見し解決する能力を養うことを目的とした教育法のことを指します。生徒自身の自発性、関心、能動性を引き出すことが教師の役割であり、助言者として学習者のサポートをする立場で学習を進めて行きます。 また正しい答えにたどり着くことが重要ではなく、答えにたどり着くまでの過程(プロセス)が大切であるという学習理論のことで、1900年代初頭アメリカの教育学者ジョン・デューイが初めて教育現場で実践に取り入れたとされています。

参考:https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/168/

新学習指導要領の中でアクティブラーニングは「主体的・対話的で深い学び」という表現に置き換えられていますが、問題解決型学習(PBL)が学習内容の定着に有用だよ、と日本でも言われるようになり学校教育にも取り入れられてきました。

今回デベキャンではいくつか課題を受講者の方にお渡しして取り組んでいただくのですが、ロールプレイでの実案件に近い形での実践となるため、課題自ら見つける、それに対する解決法を見出す、それを実行する、という上記問題解決型学習における一連の流れを全て体験いただくこととなります。(すなわちアクティブラーニング、問題解決型学習そのもの!)

アクティブラーニングが教育現場に導入されるようになった背景は、「深刻化する様々な社会問題に立ち向かい解決していくために主体的・協同的に課題を発見し解決する力が必要」とされています。

先ほどから述べていますが、目まぐるしい昨今の状況です。目の前の課題を能動的に取り組んでいけるか、解決していけるか、は非常に重要なスキルだと思いますし、その力を養うプログラムを用意しているデベキャンに参加することで皆さまの活躍の場を広げられるのでは、、、と楽しみに思っております。

まとめ

以上、フレームワークとしてデベキャンの教育学視点のメリットを以上書かせていただきました!

安心して身を任せられる場でありながら、自力で解決していくスキルも向上させることができる機会はなかなかないのでは、、と思います。(しかも無償で、、、、!

実践を通して、最新技術と現場感をたっぷり浴びながら、エンジニアスキルを磨ける機会をぜひご活用いただければと思っております!