これからAWSを学ぶ人にもオススメ!非エンジニアがAWS認定トレーニングを受けてみた〜AWS入門1日コース編〜

AWS認定トレーニングのAWS基礎1日コースこと「Cloud Practitioner Essentials」を受講した際の感想を書いています。
2022.04.27

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こんにちは。営業のやましたです。

クラスメソッドで働いているとAWSのことを学ぶ機会も多い一方、非エンジニア職としてはこんな悩みもあります。

  • 得られる知識が断片的、表面的になりがち
    • ◯◯というサービス名と概要は知ってるけど具体的な中身はシラナイ…
    • そもそもサービスが多すぎて知らないサービスが沢山ある…
  • 実際にAWSの画面を触って構築をしたりすることは無い
    • ので実際の画面や設定などはワカラナイ…

今回、AWS認定トレーニングを受ける機会に恵まれました。

上記の悩みも吹き飛ぶ素敵な時間を過ごしたので、印象的だったことをレポートします。

AWS認定トレーニングとは何?

AWSの認定を受けたトレーナーが実施する有料のオンライントレーニングです。

2022年4月現在、クラスメソッドでは5つのコースを提供しています。今回は、以下2つのコースを受講してきました。

  • AWSの基礎が1日で学べる「Cloud Practitioner Essentials」
  • AWSの設計構築を3日で学ぶ「Architecting on AWS」

この記事は、AWS基礎1日コースこと「Cloud Practitioner Essentials」を受講した際の感想を書いています。

トレーニングの概要

トレーニングの概要や詳しい内容については、既に綺麗にまとめられた記事があります。

以下をご覧頂くのが良いと思います。

Cloud Practitioner Essentialsで学べる内容は以下にまとめられています。 https://dev.classmethod.jp/articles/aws-training-guide2022/#toc-38

 

Cloud Practitioner Essentialsの良かったところ

1. わからないことはその場で質問できる

当たり前のように思えたかもしれませんが、これが1番感動しました。

普段、AWSを学ぼう!と思うと本や動画コンテンツ、インターネット上の情報が主な学習方法になります。

これらの学習方法は好きなタイミングで行えるという利便性がある一方で、AWSトレーニングは決まった時間に受講をしなくてはいけません。

ですが、時間が決まっているが故に、トレーナーや他の参加者とコミュニケーションを取りながら進めることができるという大きなメリットがあります。

講義の冒頭では、自己紹介の時間が設けられており、参加者同士で自己紹介を行うことで、今回のトレーニングの参加目的や悩みをわかちあうことができました。

  • 他の参加者もAWSがわからなくて苦労しているんだな…!
  • 一緒に学んでいこう…!

という素敵な連帯感が生まれ、トレーニングへのやる気が高まります。

質問をしやすい雰囲気作りにも一役買っており、全体通して活発に質疑応答がされていました。※

※ 口頭での質問だけでなく、テキストチャットによる質問も可能です。

また、講義終了後も暫くはテキストで質問を受け付けてくれました。 その場で質問内容がうまくまとまらない…。喋るのは苦手…。という方も安心です!

2. 意外と基礎から教えてくれる

モジュール1のタイトルは「アマゾン ウェブ サービスの紹介」です。

とはいえ、いきなりAWSのサービス紹介から始まる…というわけではなく

  • クラサバ構成とは?クライアント、サーバーとは?
  • AWSを利用することがビジネスにどう貢献するのか?

といった、前段的な知識から話がされていました。

こういった「前段的な知識」はモジュール1に限らず 講義全編に渡り差し込まれており、非エンジニア職でも

  • 何故そのサービスが必要なのか
  • AWSではどういったメリットがあるのか

がスッと頭に入ってきました。

3. 網羅的に教えてくれる

Cloud Practitioner EssentialsはAWSサービスを広く浅く学べるコースです。

朝9時半スタート、17時半終了の7時間のなかで合計10個のモジュールを学びます。(途中、お昼休憩と小休憩が何度かあります)

内容はとても充実しており、1日でAWSの概要から基本的なサービスの特徴を知識として習得することができます。

個人的には1日かけて何かをしっかり学ぶのは学生時代以来だったため、中々ハードでした。

「トレーニング」とは元来、訓練や鍛錬…明確な意志を持って自らを鍛える行為を指します。

何かを学ぶというのは往々にして大変なこと。それはAWSであっても例外ではない!という気付きを得られました。

とはいえ、講義で使われるスライドは講義終了後当分の間、閲覧が可能です。

また、前述の通り講義終了後もテキストチャットでの質問を受け付けてくれるため、多少聞き逃しがあっても安心(?)です。

受講前にやっておいた方が良いこと

AWSの入門本、入門用コンテンツなどにざっと目を通しておく。キーワードだけでも知っておくと、トレーニングでの吸収力がUPします。

https://dev.classmethod.jp/articles/aws-training-guide/#toc-15

上記の通り、受講前にある程度の単語や概念を眺めておくと実際の講義の助けになります。

情報量が多いため、知らない単語ばかりを浴び続けるのはタフなものです。

知っている単語が出てくると「アッ!コレ知ってるぞ…!」と、思わず笑顔になります。なりました。

まとめ

「技術だけではビジネス課題を解決できない」

講義の中で1番印象に残ったワードでした。

AWSはたしかに素晴らしいサービスですが、AWSをただ漫然と利用するだけではそのメリットを最大限に活かすことは出来ません。

AWSを正しく学び、自社のビジネス課題にどう活かすか?を検討し、判断し、実行することで始めて大きな効果が得られるのだと思います。

今回のトレーニングはAWSが何故必要なのか?何がメリットなのか?を改めて学び直す良い機会になりました。

Cloud Practitioner Essentialsは、AWSをこれから学ぶ人だけでなく、非エンジニアの方にもオススメできるコースでした!

※ Architecting on AWSについても、また近い内にレポートできればと思います。