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こんにちは。プロダクトグループのshoito(しょいと)です。
突然ですが、先日、Google Cloud Certified Professional Cloud Architectに合格したので、どのような試験なのか紹介します。
AWS Certified Solutions Architect Professionalかとお思いかもしれませんが、Google Cloud Certified Professional Cloud Architectです。
試験の問題については、試験利用規約に従い公開できないため本記事では触れません。
Google Cloud Certified Professional Cloud Architectって何?
Googleが提供するGoogle Cloudの認定資格試験です。
2018年10月時点では、領域毎に分かれ4つの認定資格が提供されています。
- Associate Cloud Engineer
- Professional Cloud Architect
- Professional Data Engineer
- G Suite
G Suite Administrator(廃止されて10/31時点でサイト上からも消えています)
今回はこの中から Professional Cloud Architect
を選び受験しました。
Professional Cloud Architect
の役割は組織がGoogle Cloudテクノロジーを活用することを支援することであり、この試験ではGoogle Cloud Platform(GCP)での設計、構築、管理に関するスキルが試されます。
なお、受験のために Associate Cloud Engineer
に事前に合格しておく必要はありません。
試験の形式は、AWS認定資格試験と同様に、選択式で日本語、英語で受験できます。
他にもスペイン語、ポルトガル語でも受験可能です。
有効期間は2年間で、引き続き認定を受けたい場合は再認定を受ける必要があります。
試験時間は2時間、受験料は200ドルとなってます。
日本円では、クレジットカードの請求を確認すると10/19時点の円換算レート114.59円が適用され、22,918円でした。
試験に不合格だった場合の再受験
1度不合格となった場合は14日経過後に再受験が可能、2度目の場合は60日経過後に、3度目の場合は1年経過後に、というように受験回数に合わせて再受験可能になるまでの期間が長くなっていきます。
試験会場
Kryterionテストセンターで受験できます。
私はAWS認定資格試験でも利用しているテストセンター秋葉原昭和通り口で受けました。
偶然、AWS認定資格試験を受けに来た同僚と遭遇したので、この会場では弊社社員と遭遇することもあるようです。
合否結果
テスト完了後、コンピューター上にすぐに表示されます。
AWS認定資格試験とは違い、全体やセクション毎のスコアのフィードバックはありません。
「合格」「不合格」のみです。
実は今回2度目の受験で、前回は試験終了後に何食わぬ顔で業務に戻るのが辛かった思い出があります。
あと何点足りなかったんだろうか、どこに間違いが多かったんだろうかと「不合格」の表示からいろいろ推測したものです。
これについては、よくある質問にも記載されています。
資格取得のモチベーション
- 知識の拡充と証明
- クラスメソッドにジョイン前にトレーニングを受けており認定資格を取得したい
- 「アーキテクトのプロフェッショナルに合格しました。 Google Cloudのですけど。」と社内でネタにできそう
資格取得まで
よくある質問を確認する
Google Cloud認定資格とは何か、不合格の場合にどうなるのか、なぜスコアのフィードバックがないのか、などの質問がまとめられています。
試験ガイドを確認する
出題範囲を把握するために、問われるテクノロジーの知識がどのようなものか確認します。
範囲が広く使用経験のないサービスについて知るために、Google Cloud Platform のドキュメントとGoogle Cloud Platformエンタープライズ設計ガイド という本を読みました。
模擬試験を受ける
認定試験に慣れるために模擬試験が提供されています。
この模擬試験は無料で何度でも受験可能です(財布に優しい!)。
そのため、私はCloud Architectだけでなく、Cloud Engineerの模擬試験も受けて備えていました。
トレーニングを受ける
今回の試験のためにではなかったのですが、過去にクラウドインフラストラクチャのトレーニングのステップ2とステップ3を受講していました。。
これらのトレーニングは座学だけでなく、Qwiklabsのハンズオンや講師とのディスカッションもあったため、とても有意義なトレーニングでした。
- Architecting with Google Cloud Platform: Infrastructure
- GCPのテクノロジーを広く学べるアーキテクト、エンジニア向けの3日間のトレーニング
- Architecting with Google Cloud Platform: Design and Process
- GoogleのSRE(Site Reliability Engineering)の設計パターンと原則を学べるアーキテクト、エンジニア向けの2日間のトレーニング
実践する
8年程度App EngineとCloud Datastoreを個人サービスで利用、最近はBigQueryの業務利用とCloud Spannerの検証をしていました。
また、以前Go言語のマルチクラウド開発ライブラリ「Go Cloud」のAWS対応を試すという記事を書いた際に、GCP対応を試していました。
さいごに
次の「従業員のAWS認定資格の保有数がXXXを突破」には1ポイント加算されませんが、これまでの経験からGoogle Cloud認定資格試験を受けたので、誰かの参考になればと紹介いたしました。
プレスリリース 2018年07月12日 クラスメソッド、従業員のAWS認定資格の保有数が400を突破〜保有数300超えより6カ月での記録更新〜
クラスメソッドにはAWS認定5冠のメンバーが多く、なかには9冠という強者達もいるので、私もまずは5冠を目指して、年内にAWS Certified Solutions Architect(Professional)とDevOps Engineer(Professional)を受けようと思います(今はAssociate3つです)。