CloudFormation のスタックを東京リージョンのコンソールから別のリージョンへ展開する方法を教えてください

2023.04.25

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困っていた内容

CloudFormation のスタックを複数のリージョンに展開しているのですが、コンソールからリージョンを切り替える時間を短縮する方法を検討しています。
可能であれば東京リージョンのコンソールからリージョンを切り替えることなく、別のリージョンへ CloudFormation のスタックを展開したいと考えています。

CloudFormation のスタックを東京リージョンのコンソールから別のリージョンへ展開する方法を教えてください。

どう対応すればいいの?

CloudFormation の StackSets をご利用ください。

スタックセットでは、1 つの CloudFormation テンプレートを使用して、複数のリージョンの AWS アカウント にスタックを作成できます。

StackSets では複数のアカウント、複数のリージョンへ CloudFormation のスタックを展開することができるため、コンソールからリージョンを切り替える必要はありません。
StackSets については弊社ブログでも紹介していますので、併せてご覧ください。

なお、AWS CLI の create-stack コマンドで --region オプションを指定することでも別のリージョンにスタックを展開することは可能です。
以下の弊社ブログでも類似の方法を紹介していますので、必要に応じてループ処理の部分を変更してください。

  • ループ処理内で cloudformation create-stack コマンドを実行してテンプレートを展開
  • テンプレートの展開先リージョンを --region オプションで指定

参考資料