Fargate のサービスクォータを vCPU ベースにオプトインする方法を教えてください

Fargate のサービスクォータを vCPU ベースにオプトインする方法を教えてください

オプトインは2022年9月8日以降、オプトアウトは2022年10月末まで適用できます
Clock Icon2022.09.12

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困っていた内容

ECS Fargate のサービスクォータがタスク数ベースから vCPU ベースに移行するという通知を確認しました。
2022年10月3日以降に自動移行されるようですが、自動移行前にオプトイン(移行)してシステムに影響がないか確認したいです。オプトインする方法を教えてください。

Fargate vCPU ベースの Service Quotas - よくある質問 - AWS Fargate | AWS

どう対応すればいいの?

AWS CLI のput-account-setting-defaultを実行してください。

aws ecs put-account-setting-default --name fargateVCPULimit --value enabled

2022年9月12日時点で AWS CLI のリファレンスには反映されていませんが、ECS の開発者ガイド(英語版)には、オプトインのコマンド例が記載されています。

やってみた

オプトインの前にlist-account-settingsコマンドで現在の設定値を確認します。

$ aws ecs list-account-settings --effective-settings --name fargateVCPULimit
{
  "settings": [
    {
      "name": "fargateVCPULimit",
      "value": "disabled",
      "principalArn": "arn:aws:iam::123456789012:root"
    }
  ]
}

put-account-setting-defaultコマンドでオプトインします。

$ aws ecs put-account-setting-default --name fargateVCPULimit --value enabled
{
  "setting": {
    "name": "fargateVCPULimit",
    "value": "enabled",
    "principalArn": "arn:aws:iam::123456789012:root"
  }
}

list-account-settingsコマンドでオプトインされたことを確認します。

$ aws ecs list-account-settings --effective-settings --name fargateVCPULimit
{
  "settings": [
    {
      "name": "fargateVCPULimit",
      "value": "enabled",
      "principalArn": "arn:aws:iam::123456789012:root"
    }
  ]
}

オプトアウトする場合

put-account-setting-defaultコマンドでdisabledを指定します。

$ $ aws ecs put-account-setting-default --name fargateVCPULimit --value disabled
{
  "setting": {
    "name": "fargateVCPULimit",
    "value": "disabled",
    "principalArn": "arn:aws:iam::123456789012:root"
  }
}

サービスクォータにも反映されます

オプトインするとサービスクォータの「適用されたクォータ値」が変更されます。

参考資料

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