Lambda のバージョンごとに異なる VPC 設定を行うことは可能ですか?
困っていること
Lambda 関数のバージョン機能を用いて開発環境用と本番環境用で使用するソースコードを切り替えたいと考えています。その際に VPC の設定値もバージョンごとに開発環境用と本番環境用で切り替えたいのですが可能でしょうか。
どう対応すればいいの?
Lambda 関数はバージョンごとに各種設定値は独立しております。よって、VPC 設定も同様にバージョンごとに別の値を設定することが可能です。
関数のバージョンには、以下の情報が含まれています。
関数コードと関連するすべての依存関係。
関数が使用する Lambda ランタイム識別子とランタイムバージョン。
環境変数を含むすべての関数設定。
関数の特定のバージョンを識別する一意の Amazon リソースネーム (ARN)。
やってみた
実際にバージョンごとに別の VPC を設定してみます。まずは、適当な Lambda 関数、VPC を作成します。
Lambda
VPC
作成した Lambda 関数のコンソール画面から VPC 設定を変更します。
その後、バージョンを発行します。
$LATEST バージョンの編集画面に戻り、VPC 設定をさらに編集してみます。
問題なく編集できました。念の為バージョン1の設定値が変わっていないか確認してみます。
バージョン1の設定値に変化はありませんでした。無事バージョンごとに別の VPC に紐づけられています。