Workspaces のプロトコルは変更可能か教えてください

2023.04.25

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困っていること

海外から東京リージョンの Workspace に接続しており、PCoIP WSP どちらのプロトコルを使用すると速度が速いかなど変更して確認したいです。 プロトコルを以下に変更可能か教えてください。

  • PCoIP から WSP
  • WSP から PCoIP

どう対応すればいいの?

はい、可能です。
しかしながら、対象 WorkSpace 作成元のバンドルが WSP プロトコル か PCoIP プロトコルかにより方法が異なります。

WorkSpace 作成元のバンドルが PCoIP プロトコルの場合

ドキュメント 記載の通りプロトコルを PCoIP から WSP、WSP から PCoIP へ変更可能です。

Use the modify-workspace-properties command and modify the Protocols property from PCOIP to WSP, or the other way around.

WorkSpace 作成元のバンドルが WSP プロトコルの場合

WorkSpace の移行で PCoIP プロトコルのバンドルに移行する方法がございます。 留意点としては、ルートボリューム (ドライブ C) 上のすべてのデータは失われ、ユーザーボリューム (ドライブ D) 上のデータについても、ユーザーボリュームの最後のスナップショット取得後の変更内容は失われます。そのため、カスタムイメージ/カスタムバンドルの作成やデータのバックアップを実施されることをお勧めいたします。

移行中は、ユーザーボリューム (ドライブ D) 上のデータは保持されますが、ルートボリューム (ドライブ C) 上のすべてのデータは失われます。つまり、インストールされているアプリケーション、設定、およびレジストリの変更は、いずれも保持されません。古いユーザープロファイルフォルダの名前が .NotMigrated サフィックスで変更され、新しいユーザープロファイルが作成されます。

なお、WorkSpace 作成元のバンドルが PCoIP か PCoIP に関わらず、AWS ではプロトコル変更を開始する前に、検証環境でテストすることを強くお勧めしています。想定の挙動となるか必ず確認後に実施してください。

Note
We highly recommend testing with your non-production WorkSpaces before you start changing the protocol.

参考資料