Twilio Studioを使って、通話終了後に「お礼のSMS」を自動送信してみた

Twilio Studioを使って、通話終了後に「お礼のSMS」を自動送信してみた

Twilio Studioを使って、電話での通話が終了したタイミングで、発信者に対して自動的にSMS(ショートメッセージ)でお礼や案内URLを送信するフローを作成してみた。
2026.02.09

こんにちは、昴です。
今回はTwilio Studioを使って、電話(Voice)とメッセージ(SMS)を連携させる仕組みを作ってみました。

はじめに

電話対応において、通話終了後にメール等別のチャネルで案内を送りたいケースはよくあります。 これをオペレーターが手動で送るのではなく、Twilio Studioを使って通話が切れたら自動的に送信するように設定すれば、業務効率が上がり、お客様への案内漏れも防げます。

今回は非常にシンプルな例として、電話をかけて自動音声を聞いた後に、SMSが届くフローを作成します。

前提・検証環境

本記事の手順を進めるにあたり、以下の環境および権限が必要です。

  • Twilioアカウントが開設済みであること
  • SMS機能に対応したTwilio電話番号を購入済みであること

実践

フロー作成

それではフローを構築していきます。
まずコンソールのStudioに移動し、Create new Flowを選択します。

create new flow

フローの名前は「Voice to SMS」と入力し、フローを初めから作成するため「Start from scratch」を選択します。

フロー名入力20260209

Say/Play

はじめにSay/Playウィジェットを使用します。TriggerのIncoming CallからSay/Playウィジェットへ接続し、ウィジェット内の設定を行います。このウィジェットでは電話がかかってきた際、まずは自動音声で案内を流します。
ウィジェット内の設定ではText to sayに「お電話ありがとうございます。担当者にお繋ぎします。」と設定します。Languageでは日本語(Japanese)、Message voiceでは任意の種類の声を選択します。

SayPlay260209

Connect Call To(電話転送)

次に、実際に担当者へ電話を転送する設定を行います。 Say/Playウィジェットの Audio Complete(音声再生終了)を Connect Call To ウィジェットに接続します。
ウィジェット内の設定として、Phone Number に転送先の電話番号(今回はスマホの電話番号)をE.164形式(+81 ...)で入力します。

Connect Call To260209

Send Message(SMS送信)

最後に、通話終了後にSMSを送る設定を行います。 Connect Call Toウィジェットにはいくつかの出力ポートがありますが、今回は「通話が終了した後」にアクションを起こしたいので、Connected Call Ended と Caller Hang Up の両方を Send Message ウィジェットに接続します。

sendmessage260209①

Send Messageウィジェット内の設定として、Message bodyに送信するメッセージを入力します。今回は以下のように入力しました。
「お電話ありがとうございました。ご不明点がありましたら、以下のURLよりお問い合わせください。 https://example.com

sendmessage260209②

フロー全体としては、「着信 → 自動音声 → 転送(通話) → 通話終了 → SMS送信」という流れになります。 Publishをクリックしてフローを公開します。

電話番号接続

フローが完成したら電話番号に接続していきます。コンソールのPhone Number > Manage > Active Numberへ移動し、フローを設定する番号を選択します。Voice ConfigurationのA call comes inでStudio flowを選択し、先ほど作成したフローを指定します。

電話番号接続260209

最後にSave Configurationで保存し設定は完了となります。

確認

それでは実際に電話をかけて動作を確認します。

  1. スマホからTwilioの電話番号に発信します。
  2. 「担当者にお繋ぎします」という自動音声が流れます。
  3. 転送先の電話(オペレーター役)に着信が入るので、応答して通話状態にします。
  4. 適当に会話をして、電話を切ります。
  5. 通話終了直後に、発信元のスマホへSMSが届きます。

IMG_9382

まとめ

今回はTwilio Studioを使って、オペレーターとの通話終了後に自動でSMSを送信する仕組みをご紹介しました。 この仕組みを使えば、「電話で話しつつ、詳細はSMSで送る」といったマルチチャネルな対応がノーコードで簡単に実現できます。ぜひ試してみてください。
本ブログが少しでも参考になれば幸いです。

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