TyporaでハッピーMarkdownライフ
サーバーレス開発部の阿部です。
みなさん、Markdown大好きですよね?私は仕事がら文章を書くことの方が多いのですが、アウトラインから書き始められてなおかつテキストファイルに収まる、というところで議事録であったり設計であったりと様々なドキュメントをMarkdown使って書いています。
ただ、Markdownエディタについては今まで私にとっての決定版がなかったというところもあって、様々渡り歩いてきました。そんな中で最近お試しで使い始めたTyporaというMarkdownエディタが私には非常にマッチしたので紹介してみたいと思います。
Typoraとは
Markdownエディタです。まだベータ版で、その間のみ無料ということですが、お試しにはちょうどいいと思います。
シンプルなUIにも関わらず、豊富なショートカットやLaTexやMermaidとの連携をはじめ書くことに集中するための機能に非常にこだわりが感じられます。
Typoraのいいところ
- Dropbox Paperのようなwysiwygエディタとソースバージョンを行き来できるところ
- 様々な書式を割り当てたショートカット(例えば下メニューのような書式がショートカットに割り当たっています)
- もちろん普通にMarkdown記法をタイプしてもリアルタイムで整形してくれますが、テーブルなどは便利ですね
- エクスポートが充実している(Textileとかredmine使いには嬉しいですね)
- 動作が軽快なところ
Typoraのここはどうかな、というところ
- 文書モードにした時に左ペインから削除を選ぶとファイルごと削除してしまうUX(これは戸惑う)
- デフォルトでHTMLコピー(HTMLからMarkdownに変換して書式ごとコピー)になること
- 私はテキストとしてコピーされて、そこから自分で整形したいです
- HTMLコピーがオプションの方がありがたかった
まとめ
馴染めない挙動はありますが、代替案がないわけでもなく、その他の面では非常に満足度が高いのでまだまだ使い込んで行こうと思っています。スニペットやテンプレートなどの機能は内容ですが、これはClipyなどと組み合わせて使っていけば気にはならないと思いました。
まだ正式版がリリースされていませんが、リリースされたらちゃんと購入しようと思いました。