[アップデート] AWS SSMパラメーターストアの最大スループットが10000に引き上げられました

こんにちは。サービス開発室の武田です。AWS SSMパラメーターストアの最大スループットが3000から10000に引き上げられました。
2023.07.07

こんにちは。サービス開発室の武田です。

AWS Systems Manager(AWS SSM)では、パラメーターストアというキーで値を管理できるデータストアが提供されています。

パラメーターストアに保存したデータはGetParameterGetParametersといったAPIで取得できます。今回このAPIで設定できる高スループットが3000から10000に引き上げられました。

詳しく

そもそも、パラメーターストアの最大スループット(TPS; トランザクション毎秒)は次の2種類存在します。

  • デフォルトのスループット
  • 高スループット

デフォルトのスループットのTPSは40、高スループットのTPSはこれまで3000でした。今回のアップデートで、この 高スループットのTPS10000に引き上げられたというわけです。

なお、デフォルトのスループットはAPI呼び出しが無料ですが、高スループットは1万回ごとに0.05USDかかります(正確にはアドバンスドパラメーターだと、デフォルトのスループットでも料金がかかります)。

マネジメントコンソールで確認

最後に、マネジメントコンソールで確認してみましょう。

SSM パラメーターストアのページにアクセスし、「設定」タブを選択します。「上限をセットする」のボタンをクリックします。

チェックボックスをオンにし、「上限をセットする」を押せば設定完了です。

まとめ

なんと今日はクラスメソッドの創立記念日ですね!さらに20周年目のアニバーサーリーイヤーということで例年より盛り上がりを見せています。

それはそれとして、SSMのアップデート情報をお届けしました。

参考URL