[アップデート] Cloud9 で AWS ツールキットが利用可能になりました

Cloud9開発者フレンドリーなAWSリソースアクセスのための拡張機能が登場!
2020.12.21

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ちゃだいん(@chazuke4649)です。

AWS Cloud9 で AWS ツールキットが利用可能になりました!

AWS IDE ツールキットが AWS Cloud9 で利用可能に

これにより、Cloud9で開発を行いながら別途コンソールの別タブをいろいろ開かずとも、同じ Cloud9 IDE上から素早く Lambda や、API Gateway など対象のAWSリソースにアクセスできます。

概要

現時点で利用可能なAWSサービスは以下の通りです。

  • API Gateway
  • CloudFormation
  • Lambda
  • S3
  • AWS SAM

公式ドキュメントによると、下図の3つの主要なUIコンポーネントで構成されているようです。

  1. AWS Explorerウィンドウ:ツールキットからアクセスできるAWSサービスへアクセスできます。IDEの左側にあるAWSオプションを使用して、AWSExplorerの表示と非表示を切り替えることができます。
  2. ツールキットメニュー:AWSへの接続の管理、AWS Explorerウィンドウの表示のカスタマイズ、サーバーレスアプリケーションの作成/デプロイ、GitHubリポジトリの操作、ドキュメントへのアクセスが可能です。
  3. AWS Configurationペイン:ツールキットを使用してやり取りするAWSサービスの動作をカスタマイズできます。

引用元)AWS Toolkit - AWS Cloud9

実際に画面で確認する

実際に画面で確認してみましょう。

マネジメントコンソールより Cloud9 を開き、任意の設定で Cloud9 を立ち上げます。

立ち上がると、左側にAWSメニューが追加されていました。

試しに S3 を展開すると、S3バケットの一覧が表示されました。

また、S3 を右クリックすると"Create bucket"できるようなので、実行してみます。

すると、"Enter a new bucket name" と言われたので、適当なバケット名を入力します。

完了したら、バケットが作成されたとの通知が表示され、確かにリストの中に新しいバケットが加わっています。

この新しいバケットを右クリックするとメニューが表示され、Cloud9で編集しているファイルのアップロードや、バケットARNのコピーなどがすぐに行えます。

終わりに

Cloud9 IDE 上から S3 バケットを作成してみました。今後、先述のAWSリソース以外にもどんどんサポートを追加していくとのことなので、乞うご期待です。

それではこの辺で。ちゃだいん(@chazuke4649)でした。

参考URL

AWS Toolkit - AWS Cloud9