GameLiftのマッチング機能であるFlexMatchが単体での機能提供を開始するアップデートが発表されました!
こんにちは、コンサルティング部の後藤です。
先日11月24日、GameLiftのマッチング機能であるFlexMatchに関するアップデートの発表がありました!
そもそもFlexMatch機能とは
GameLiftの機能として提供されているカスタマイズ可能なマッチメイキングサービスです。
マルチプレイヤーゲームではマッチメイキングの際、レベルの近いプレイヤー同士や、チーム同士の人数差が出ないようなマッチメイキングを行う必要があると思いますが、FlexMatchではゲームの仕様に合わせてカスタマイズしたマッチメイキングを実現することが出来ます。
画像引用先 : 20191009 AWS Black Belt Online Amazon GameLiftより
FlexMatch機能単体での提供を開始
今までのFlexMatchはGameLiftのマッチング機能として提供されておりました。そのため、FlexMatchを使用するにはゲームサーバとしてGameLiftを使用することが前提条件としてありました。
しかし、今回のアップデートによりGameLiftをゲームサーバとして使用せず、オンプレミスやピアツーピア、またはクラウド等環境を問わずFlexMatchを使用することが可能になります!
マルチプレイヤーゲームを提供する上で必須と言えるマッチング機能を独自のルールやマッチングシステムの運用から解放される嬉しいアップデートだと思います。
料金形態
前払いは無く、従量課金制になるそうです。
本記事執筆時点では詳細な費用までは発表されていませんでした。
利用可能リージョン
今回のアップデートは以下7つのリージョンで使用可能になるそうです。
・ダブリン
・フランクフルト
・ノースバージニア
・ソウル
・東京
・オレゴン
・シドニー
(今後は北京リージョンでも使用可能になるそうです。
最後に
今回のアップデート内容からは実際にどのように使うのか、料金はどれくらいなのかが明確には分かりませんでした。そのあたりは今後詳細が発表されてくると思いますので、また別のブログにて触れていこうと思っております。
また、2021年には更に多くのアップデートが予定されているとのこと。GameLiftの今後に期待ですね!