ちょっと話題の記事

Amazon Linux のサポート期間延長のアナウンスについて

サポート期間の延長アナウンスがありましたが、基本的にはAmazon Linux 2への移行を計画いただくのが良いかと思います!
2020.01.28

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

Amazon Linux AMI の最新バージョン(2018.03)に対するサポート終了は 2020年6月30日 とアナウンスされておりましたが、本日、サポート期間延長のアナウンスがありましたのでシェアします。

サポート延長の内容

延長されるサポートの内容は下記のとおりです。

  • 最新バージョン(2018.03)のパッケージに対するセキュリティアップデート2020年12月31日まで
  • 2020年12月31日以降は、縮小されたバッケージセットに対する critical and important security updates のみを2023年6月30日まで延長
    • AWS の新機能や、EC2 の新機能に対するサポートは保証されない

縮小されたパッケージセットとは

2020年12月31日以降、サポート対象のパッケージは縮小されます。記事の中では下記のとおり、Linux カーネル、glibc や openssl などのシステムライブラリ、MySQL や PHP の主要なパッケージ とされています。

・ The Linux kernel,
・ Low-level system libraries such as glibc and openssl,
・ Popular packages that are still in a supported state in their upstream sources, such as MySQL and PHP.

今後、サポートされるパッケージ、されていないパッケージの詳細なリストが提供されるそうなので、続報を待ちたいとおもいます。

さいごに

2023年6月30日までの新しいサポート内容のアナウンスはございましたが、記事のとおりすべてのパッケージが対象となるワケではなく、また新機能に関するアップデートについての提供も保証されないことを考えると、基本的には2020年12月31日までの間に Amazon Linux 2 へのアップグレードを検討されるのが良いかと思います。

アップグレードについては、以下の記事を参考にされると良いかと思います。

以上!大阪オフィスの丸毛(@marumo1981)でした!